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[ コラム ]
組織の期待通りの成長へ!目的に沿った新入社員研修の内容例【事例付き】
- 「新入社員研修でどんな内容を取り入れれば効果が出るのか知りたい」「毎年新入社員研修をやっているが、成果につながっていない気がする」そんな課題を感じているのではないでしょうか。新入社員が組織の期待通りに成長できるかどうかは、研修の設計次第で大
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新入社員研修は合同研修を上手に活用し質を向上。選定ポイント5選
更新日:
「合同研修は内容が画一的になりそう」
「自社の育成方針とズレないか不安」
「受けて終わりになり、現場につながらないのでは?」
といった懸念から、導入を迷っている方も少なくありません。
実際、合同研修は選び方や設計を誤ると、期待した効果が得られにくいのも事実です。
だからこそ重要なのは、「合同か個社か」ではなく、自社の目的や課題に合った形で合同研修を活用できているかどうかです。
本コラムでは、合同新入社員研修のメリット・デメリットを整理したうえで、合同研修で成果を出すための選定ポイントを解説します。あわせて、具体的なプログラム例や予算感、実際に合同研修を選択した企業の事例もご紹介します。
合同研修を「やってよかった研修」にするために、新入社員の成長と、現場・人事双方の納得感につながる研修設計のヒントをお伝えします。
合同研修を上手に活用し、新入社員に質の高い学びを提供しながら、現場にとっても納得感のある研修機会をつくっていきましょう。
目次
1)新入社員向け合同研修とは? ─ 個社研修との違いをわかりやすく解説
合同研修とは、複数の企業の参加者が集まり、共通のテーマについて一緒に学ぶ研修を指します。
一方、個社研修(自社研修)は、1社単独で実施し、自社の課題や方針に合わせて設計する研修です。
どちらが優れているということではなく、目的によって向き・不向きが明確に分かれます。
両者の違いを整理すると以下のようになります。
| 研修の種類 | 合同研修 | 個社研修(自社研修) |
|---|---|---|
| 参加者 | 異業種・他社の社員が集まる | 自社の社員のみ |
| 目的 | 視野を広げる/他社の考え方を知る | 自社課題の解決/共通認識の形成 |
| 内容のカスタマイズ | 共通テーマの決まったプログラム | 自社課題に合わせてオーダーメイド |
| 交流 | 異業種交流・他流試合ができる | 社内チームビルディングが中心 |
| 費用感 | 参加人数に応じて比較的低コスト | 開発・設計コストがかかる場合も |
研修の効果を高めるためには、「どんな変化を期待するのか」という目的に合った形式を選ぶことが重要です。
目的と研修形式がズレていると、期待した成果が得られにくくなってしまいます。
合同研修が特に向いているケース
・若手社員や新任リーダーに、広い視野や他流試合の経験を積ませたいとき
他社・異業種の価値観に触れることで、自分たちの常識を相対化でき、新たな気づきが生まれます。
・コストを抑えつつ、質の高い研修機会を提供したいとき
講師料や運営コストを複数社で分担できるため、少人数でも参加しやすく、費用対効果が高いのが特徴です。
・自社だけでは得られない、多様な考え方に触れてほしいとき
同じテーマでも立場や業種が違う参加者と学ぶことで、学びが深まり、視点の幅が広がります。
個社研修(自社研修)が向いているケース
・自社固有の課題(戦略共有・ビジョン浸透など)に取り組みたいとき
自社の状況や方向性に沿って設計できるため、共通認識づくりや戦略理解を深めやすくなります。
・部署横断の連携強化や、社内の一体感づくりを目的としたいとき
同じ組織のメンバー同士で対話することで、信頼関係や横のつながりを強化できます。
・現場の状況に合わせ、完全にオーダーメイドで設計したいとき
具体的な課題や実務に即したテーマを取り上げ、柔軟にカスタマイズできるのが強みです。
合同研修と個社研修は、役割も期待できる効果も異なります。
重要なのは、何を目的とするのか」「どんな変化を生みたいのか」を明確にしたうえで、最適な研修形式を選ぶことです。
2)合同新入社員研修のメリットとデメリット
新入社員研修を合同で実施する場合のメリットとデメリットは、以下の通りです。

これらのメリットデメリットについて詳しく説明します。
メリット①新入社員1名から、質の高い研修を受講できる
合同研修の大きなメリットは、新入社員が1名からでも質の高い研修を受けられる点です。
少人数で自社研修を行う場合、コストやリソースの制約からプログラムが限定的になりがちで、対話やグループワークが固定化し、学びが広がりにくいという課題があります。
一方、合同研修では研修会社が用意する専門的なプログラムを受講できるため、少人数でも高品質な学びが可能です。多様な参加者とワークを行うことで、対話が活性化し、新入社員の視野も広がります。
新入社員が少人数の企業ほど、合同研修を活用することで、コストパフォーマンス高く研修を実施できます。
メリット②他業種との交流により、新入社員の視野が広がる
他社の新入社員と学ぶことで、業界や企業文化、価値観の違いに触れる機会が生まれます。
これにより、自社では得られない視点を学び、視野を広げることができます。
特に、入社から半年以上経過したタイミングでの合同研修は、自社の常識に染まり始めた新入社員が、改めて枠を超えた考え方に触れる良い機会になります。
こうした交流を通じて、自分の考えを客観視し、柔軟な思考力が育まれます。
メリット③多様な刺激を得ることで、成長意欲が高まる
合同研修では、多様な新入社員とワークを行う中で、自身の未熟さや課題に気づき、成長意欲が高まる効果が期待できます。
同期が少ない環境では刺激が限られやすく、考え方も偏りがちです。しかし合同研修では、他社の新入社員と協力・競争することで、新たな気づきが生まれます。
実際の参加者からも、
「自分はできると思っていたが、足りていない部分が明確になった」
「関係性構築の面で周囲に及ばず、悔しさを感じた」
といった声が挙がっています。
このような「悔しさ」や「気づき」の体験は、成長意欲を引き出す大きな原動力となります。
メリット④会社を越えた同期ができる
合同研修では、会社を越えた同期とのつながりが生まれます。
業務上の悩みや課題を共有することで、自分の状況を客観的に捉えたり、他社の取り組みを参考にしたりすることができます。また、不安を共有できる仲間がいることで、孤立感が軽減され、安心感にもつながります。
研修後も継続的に相談し合い、支え合う関係が続くケースも多く、新入社員が困難を乗り越える力となります。
メリット⑤高い研修品質が保証されている
合同研修では、専門知識と経験を持つ講師によるプログラムが提供されるため、研修品質が安定して高いというメリットがあります。
グループ構成や座席配置、声掛け、進行の柔軟な調整など、研修の質を高める工夫はプロならではのものです。
合同研修を活用することで、新入社員の成長を確実に後押しする環境を整えられます。
メリット⑥会場費・備品負担や研修準備の労力を削減できる
合同研修では共通プログラムを使用するため、自社のビジョンや企業文化を深く伝えることは難しいという側面があります。
ただし、この点は別途オリエンテーションや社内研修を実施することで十分に補完可能です。
合同研修で基礎を学び、自社研修で価値観を伝えることで、学びの質を高められます。
デメリット①自社独自のメッセージを伝えられない
合同研修では複数の企業が同じプログラムを受けるため、自社のビジョンや企業文化、経営理念といった独自の価値観を深く伝えることはできません。
ただし、このデメリットは合同研修以外にオリエンテーションを実施することで補えます。
合同研修で必要な知識やマインドを身につける一方で、別途、自社の価値観や期待を丁寧に伝える場を設けることで、学びの質を高めると同時に組織への適応も促進できます。
デメリット②自社の商品やサービスなど専門的な内容には触れられない
合同研修では、自社製品やサービスに特化した専門的な内容を扱うことは難しいのが実情です。
そのため、専門知識が必要な内容については、合同研修とは別に社内研修を実施することが効果的です。
基礎スキルは合同研修、専門知識は社内研修と役割分担することで、教育効果を高められます。
デメリット③日程や場所の融通が利かない
合同研修は、あらかじめ日程や場所が決められているケースが多く、自社都合での調整が難しい場合があります。
ただし、日程は早めに公開されることが多いため、育成計画にあらかじめ組み込んでおくことで対応可能です。
事前調整を行えば、大きなデメリットになりにくいでしょう。
このように、合同新入社員研修には明確なメリットとデメリットがあります。
特徴を理解したうえで活用することで、新入社員一人ひとりが成長しやすい環境を整えることができます。
3)失敗しない!合同新入社員研修の選定ポイント5選
合同で新入社員研修を実施する際には、以下の5つの視点を押さえて選ぶことが大切です。
プログラム内容|合同研修向きのテーマで、自社が育てたい方向と合っているか
合同研修のメリットを最大限に活かすためには、一般的なスキルやマインド育成を中心としたプログラムを選ぶことがポイントです。
これらの分野は多くの企業で毎年実施されており、研修会社側も継続的に改善を重ねています。
そのため、質が高く、時代に合ったプログラムが提供されやすいという特徴があります。
実績と改善を積み重ねてきたプログラムを選ぶことが、研修効果を高めるポイントです。
一方で、業務ツールの操作や業界特有の知識など、企業ごとに内容が異なる専門テーマは、現場で先輩社員から学ぶほうが、実務に直結しやすいため合同研修には不向きです。
なお、新入社員研修ではビジネススキルやマナーなどの「スキル面」に目が向きがちですが、マインド育成も同様に重要です。
いくらスキルを学んでも、社会人としての自覚やチーム意識が育っていなければ、実践にはつながりにくくなります。
マインド育成の具体例としては、次のようなものが挙げられます。
・社会人としての自覚を促す
・「共創・協働」の意識や「自己改善力」の習得する
・若手・新入社員と組織との関係性を深め、リアリティショックを軽減する
・1年間の成長や周囲への貢献を実感し、エンゲージメントを高めながら2年目のビジョンを描く
このような、新入社員全員に共通して必要なスキルとマインドは、合同研修の得意分野です。
その特性を活かし、積極的に活用することをおすすめします。
【参考】技術的成長と精神的成長
新入社員の自律を促すためには、技術的成長と精神的成長の両方を支援することが欠かせません。
●技術的成長:
仕事に必要な知識やスキルが身につき、できることのレベルが上がること
●精神的成長:
物事の捉え方や意識が変わり、視座が高まったり、意欲や主体性が育つこと
この2つは互いに影響し合う関係にあります。
そのため、どちらか一方ではなく、両面から成長を促す設計が重要です。
研修コンセプト|自社の育成方針と一致しているか
研修会社ごとに、研修のコンセプトは異なるため研修を選ぶ際には、自社の価値観や目指す社員像と一致しているかを必ず確認することが重要です。
特に新入社員研修は、入社後に受ける最初の正式な研修であり、ここで伝えられるメッセージや前提は、その後の意識や行動に大きな影響を与えます。
だからこそ、毎年の新入社員の状況や社会環境に合わせて設計されているかという視点も大切になります。
アーティエンスの新入社員研修のコンセプトは、毎年の新入社員の状況に合わせて設計しています。
例えば、アーティエンスの2026年度合同新入社員研修では、
「新入社員が『チームの一員』に変わる」ことをコンセプトにしています。
この背景には、昨年度の新入社員が入社後にチームへ溶け込めず、受け身のまま業務に向き合い、周囲とのズレが広がってしまう新入社員が少なくないという現状があったためです。
研修では、このコンセプトに沿い、協働・信頼関係・主体性をテーマにした実践ワークを多く取り入れており、他者と関わりながら考え、行動する体験を通じて、受け身の新人が、現場で動けるチームの一員へと変わっていくプロセスを支援しています。
このように、研修コンセプトは、研修の方向性や講師のスタンス、受講生へのメッセージそのものに影響します。
だからこそ、合同研修を選ぶ際は、入社後に自社が育てたい姿と、研修コンセプトがずれていないかを丁寧に確認することが重要です。
研修手法|行動変容を促す設計になっているか
合同研修の特長を活かすためには、「どのような手法で学ぶか」も重要なポイントです。
研修手法には、座学、内省、対話、ケーススタディ、シミュレーションワーク、ワークショップ、ゲームなど、さまざまな種類があります。
これらをプログラム内容に合わせて適切に選ぶことで、新入社員の理解が深まり、行動変容につながりやすくなります。
特に合同研修ならではの価値を感じやすいのは、参加者同士のコミュニケーションが多い手法です。
アーティエンスの新入社員合同研修では、対話、シミュレーションワーク、ワークショップ、ゲームなどを積極的に取り入れています。
こうした手法を通じて、他社の新入社員と意見交換を行うことで、自分とは異なる考え方や価値観に触れ、視野が広がり、成長のきっかけを得ることができます。
一方で、座学中心や個人ワークが多いプログラムでは、合同研修ならではの多様な視点に触れる機会が限られてしまう点に注意が必要です。
合同研修を選ぶ際は、参加者同士の関わりを通じて行動変容を促す設計になっているかという視点で、研修手法を確認するとよいでしょう。
実施スケジュール|現場実装を見据えた設計か
合同研修では、日程があらかじめ決められているケースが多くありますが、選定定時には実施スケジュールが現場実装を見据えた設計になっているかを確認することが重要です。
特に、次の2点を意識すると、より効果的な研修選定につながります。
・新入社員が「今まさに必要としている」タイミングで実施されているか
・組織として、新入社員にスキルや意識を身につけてほしいタイミングと合致しているか
これらが噛み合っていないと、新入社員は学ぶ意義を実感しづらく、主体性が弱くなります。
実際にアーティエンスが企業からご相談を受ける中でも、
「入社直後に詰め込みすぎて、現場につながらなかった」
「研修後にフォローがなく、学びが薄れてしまった」といった声を多く伺います。
このようなケースでは、研修内容そのものではなく、実施タイミングやスケジュール設計が現場と噛み合っていないことが原因になっていることも少なくありません。
現場での実践や定着までを見据えた実施スケジュールになっているかという視点で合同研修を選ぶことで、研修効果をより高めることができます。
アーティエンスでは、年度ごとに新入社員の特徴や課題が異なることを前提に、研修時期を毎年見直し、最適なタイミングで新入社員の合同研修スケジュールを設計しています。
開催形式|学習効果と参加しやすさを両立できるか
合同研修の開催形式には、主に「対面研修」と「オンライン研修」があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、研修の目的に応じて開催形式を適切に選ぶことが重要です。
両者の特徴を整理すると以下のようになります。
| 対面研修 | オンライン研修 | |
|---|---|---|
| メリット | ・講師や参加者と自然なコミュニケーションがとれる ・研修に集中しやすい ・受講生の様子を見ながら柔軟に対応できる |
・移動が不要 ・会場費がかからない |
| デメリット | ・移動が必要 ・会場費が発生する |
・参加者同士のコミュニケーションが限定的 ・集中力が続きにくい ・受講生の状態が把握しにくい ・ネットワークトラブルの可能性 |
合同研修ならではの価値である「他社の新入社員との交流」や「学び合い」を最大化するためには、対面形式がおすすめです。
対面のほうが、研修中の対話だけでなく、休憩時間や雑談の中でも自然な交流が生まれやすく、同期のような関係性を築きやすいためです。
開催形式を選ぶ際は、利便性だけでなく、どの形式が最も学習効果を高められるかという視点で検討するとよいでしょう。
アーティエンスの合同研修では、受講生同士のコミュニケーションと学びを重視し、基本的に対面形式で実施しています。
この5つの視点で研修を選ぶことで、合同研修ならではのメリットを活かし、効果的な学びの場を提供できます。
4)合同新入社員研修のカリキュラム例
合同新入社員研修の内容は、実施している研修会社によってさまざまです。
ここでは、アーティエンスが提供する合同新入社員研修のカリキュラム例をご紹介します。
アーティエンスの合同新入社員研修は、4月から翌年3月までの約1年間を通じて、全13テーマで構成されています。
このカリキュラムは、単発的なスキル習得ではなく、新入社員が段階的に成長していくプロセスを支援することを目的に設計されています。
| 日程 | 研修名 | 研修情報 |
|---|---|---|
| 4月 | 社会人の自覚研修 ≫研修の詳細を見る |
社会人になることを前向きさ醸成と、活躍・成長するための意識の変革 |
| 4月 | ビジネスマナー研修 ≫研修の詳細を見る |
信用を積み上げるために必要な、相手と場に応じたビジネスマナーを習得する |
| 4月 | 目標達成・コスト意識研修 ≫研修の詳細を見る |
組織運営や自身にかかるコストを知り、目的達成意識を醸成する |
| 4月 | ビジネススキル研修 ≫研修の詳細を見る |
“プロ”として仕事を遂行していくための基本的な業務遂行スキルを実践的に習得 |
| 4月 | 上司との協働体感研修 ≫研修の詳細を見る |
チームで仕事を行う際に不可欠な「共創・協働」の意識と「自己改善力」の習得 |
| 5月 | 巻き込み力向上研修 ≫研修の詳細を見る |
周囲に主体的に働きかける意識とスキルを習得し、受け身姿勢からの脱却 |
| 6月 | 仕事と自己成長をつなぐ研修 ≫研修の詳細を見る |
新入社員と組織との関係性を高め、リアリティショックの軽減を図る |
| 7月 | 関係性構築力研修 ≫研修の詳細を見る |
自己理解と他者理解を通じた、円滑なコミュニケーション方法の習得 |
| 8月 | ロジカルシンキング研修 ≫研修の詳細を見る |
上司・顧客・仲間と一緒に使えるロジカルシンキングを実践的に習得する |
| 9月 | 新人・OJTトレーナー合同研修 ≫研修の詳細を見る |
内省と対話を通じて関係の質を高め、現場育成の成長サイクルを加速させる |
| 11月 | プレゼンテーション研修 ≫研修の詳細を見る |
ニーズ把握・資料作成・プレゼンテーションを一連の流れで実践的に習得 |
| 1月 | 問題解決力研修 ≫研修の詳細を見る |
課題の明確化と深掘り、共創による課題解決コミュニケーションスキルの習得 |
| 3月 | 1年目フォロー研修 ≫研修の詳細を見る |
1年間の成長と周囲への貢献を実感し、エンゲージメントを高め、2年目のビジョンを描く |
新入社員は、入社直後・配属前後・業務に慣れ始めた頃・壁にぶつかる時期など、時期ごとに直面する課題や必要な力が変化します。
そのため、アーティエンスでは「最初にすべてを教える」のではなく、その時々で必要なテーマを、必要なタイミングで学べる設計を重視しています。
また、カリキュラム全体を通して、スキルとマインドの両面から成長を支援している点も特徴です。
ビジネスマナーや思考力、コミュニケーションといったスキル面だけでなく、
社会人としての自覚、主体性、協働意識、振り返りの習慣など、行動の土台となるマインドの育成にも継続的に取り組みます。
このように年間を通じて学びと実践を繰り返すことで、新入社員は「知っている」状態にとどまらず、現場で使える力として定着させていくことができます。
アーティエンスが年間カリキュラムにこだわる理由は、新入社員の成長は一度の研修で完結するものではなく、時間をかけて積み重ねるものだと考えているからです。
日々の業務と研修を行き来しながら学び続けることで、新入社員一人ひとりが、着実に成長していくことを目指しています。
5)合同新入社員研修の予算感
合同新入社員研修の費用は、実施している会社によって異なりますが、1回の研修で1名あたり1万~5万円程度が一般的な相場です。
アーティエンスでは、以下の料金体系で合同新入社員研修をご提供しています。
【アーティエンス 新入社員研修 合同研修の料金イメージ】
| 受講人数・日数 | 単価 | 合計金額(税別) |
|---|---|---|
| 1名 × 1日 受講 | 30,000円/1枠 | 30,000円 |
| 10名 × 8日 受講 | 20,000円/1枠 | 1,600,000円(80枠×20,000円) |
こちらのページから、料金シミュレーションを行えます。必要に応じてご活用ください。
アーティエンスの合同新入社員研修の特徴は、「受講して終わり」ではなく、学びを現場につなげるところまでを料金内で支援している点にあります。
具体的には、研修参加費の中に、次のようなフォローが含まれています。
特に、新入社員の受講時の様子を具体的に伝える個別フィードバックは、
「配属後の関わり方が分かりやすくなった」
「現場との接続がスムーズになった」
といった声も多く、ご好評いただいています。
詳しい情報はこちらから資料をダウンロードからご確認いただけます。
人事ご担当者としては、できるだけコストを抑えたいと考える場面も多いかもしれません。
しかし、金額だけで判断するのではなく、研修の質や学びがどこまで定着するかという視点で見ることが重要です。
質の高い研修と適切なフォローは、新入社員の早期戦力化や離職防止につながり、長期的に見れば、組織全体の成果への投資となります。
コストと質のバランスを見極めながら、自社の新入社員が本当に力を伸ばせる研修かどうかという視点で、合同研修を選定していきましょう。
6)【事例3選】合同新入社員研修の導入理由と効果
実際に合同新入社員研修を導入している企業の事例をご紹介します。
それぞれの企業が、なぜ合同研修を選んだのかという視点で整理しています。
自社の状況と照らし合わせながら、ぜひ参考にしてみてください。

事例① 他業種との交流と長期フォローに価値を感じて合同研修を選択
【企業情報】
業種:化粧品メーカー
新入社員人数:10名~20名
従業員数:約400名
研修実施期間:4月~翌年3月
この企業では、講師派遣型の研修を実施できる規模でありながら、あえて合同研修を選択しています。
その理由は、
・他業種の新入社員との交流を通じて、視野を広げられること
・1年間を通じて、継続的に新入社員をフォローできること
といった、合同研修ならではのメリットに魅力を感じていたためです。
中でもこの企業が重視していたのは、1年間を通じて新入社員の変化を見守れる点でした。
アーティエンスの合同新入社員研修では、研修後のフォローや振り返りの機会も設計されていて、スキル習得にとどまらず、「人としての成長」まで支援できる点が導入の決め手になったようです。
「仕事のスキルだけでなく、人としても成長してほしい」という人事担当者の想いから、自社内だけでは得られない多様な学びの場を意図的に取り入れる、合同研修での実施を選択しています。
事例② 他社と学ぶ中で「できない経験」を得るため、合同研修を選択
【企業情報】
業種:美容器具の販売
新入社員人数:10名~20名
従業員数:約150名
研修実施期間:4月
この企業では、学生時代に成功体験が多く、自信を持った新入社員が多い一方で、社会人としての未熟さや課題に気づきにくいことが育成上の課題となっていました。
そこで、
・他社の新入社員と一緒にワークを進める中で、自分に足りない点に気づいてほしい
・「できない経験」をあえて通過させ、成長のきっかけにしたい
という狙いから、合同研修を導入しています。
その中でもアーティエンスを選んだ理由は、経験を言語化し、次の行動につなげる振り返りを重視している点でした。
「できなかった」という体験を、その場限りで終わらせず、どう行動を変えるかまで整理できる設計が、自社の育成方針と合致したといいます。
合同研修ならではの多様な参加者と関わる中で刺激を受け、気づきを得られる点に、成長意欲を引き出す効果を期待しての選択でした。
事例③ 人事の負担軽減と育成の質向上を目的に合同研修を選択
【企業情報】
業種:製造メーカー
新入社員人数:20名~30名
従業員数:約600名
研修実施期間:4月
この企業ではこれまで社内研修を実施していましたが、研修の品質向上と、4月に集中する人事部門の負担軽減を目的に、外部研修の導入を検討していました。
講師派遣型の研修も候補に挙がりましたが、
・人事の工数削減
・会場費や備品費などのコスト面
を総合的に検討した結果、合同研修を選択しています。
その中でもアーティエンスを選んだ理由は、運営・進行・フォローまでを一貫して任せられる点でした。
合同研修を実施したことで、研修の品質に一定の満足感を得られたほか、
・他社の新入社員と自社新入社員を比較できる
・自社の新入社員の強みや課題を、相対的に捉えられる
といった、合同研修ならではの気づきも得られたことが評価されています。
「人事の負担を抑えながら、育成の質を高めたい」というニーズに合致していたことが、導入の決め手となりました。
合同研修は「人数が少ない企業のためのもの」といったイメージを持たれがちですが、実際には目的や課題に応じて、さまざまな企業が積極的に選んでいる方法です。
・他社との交流を通じて成長意欲を高めたい
・客観的なフィードバックや視点を得たい
・社内工数やコストを抑えつつ、質の高い研修を受けさせたい
そんなニーズがある場合には、合同研修は有効な選択肢の一つとなります。
7)合同での新入社員研修で新入社員の成長を止めないために── アーティエンスが支援できる理由
本コラムでは、合同で新入社員研修を実施する際のメリット・デメリットから、効果を引き出すための選定ポイント、具体的なプログラム例や予算感、導入事例までご紹介してきました。
合同研修は、他社の新入社員と学び合えるからこそ、視野が広がり、刺激を得られるという強みがあります。
一方で、研修を「受けて終わり」にしてしまうと、学びが現場に定着せず、せっかくの機会が十分に活かされないこともあります。
大切なのは、合同研修の特徴を理解したうえで、自社の課題や育成方針に合った研修を選び、現場につながる形で活用することです。
アーティエンスの合同新入社員研修(公開講座)は、新入社員の成長が途中で止まらないよう、学びを現場につなげる設計にこだわっています。
年間を通じたカリキュラムで「その時々に必要なテーマ」を学べるようにし、対話や実践ワークを通じて行動変容を促します。
さらに、研修後の振り返りやフォロー、個別フィードバックなど、学びを定着させる仕組みも料金内でご提供しています。
「合同だからこそ得られる学び」
「他社との交流によって広がる視野」
こうした機会を、新入社員の早期戦力化と定着につなげていきたい企業にとって、合同研修は有効な選択肢です。
合同新入社員研修の活用に関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。
新入社員一人ひとりの成長を後押しし、組織としての育成力も高めていける環境づくりを、アーティエンスが支援します。





アーティエンスでは、新入社員研修のプログラムを毎年アップデートし、常に「より良い内容」を追求しています。