OJTを受ける側|持つべき4つの意識と効果を高めるフォロー施策4選

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「OJTを受ける側が全然トレーナーの指導を聞いてくれなくて大変…」
「OJTの育成効果を高めるために、受ける側に対して何かできることはあるのだろうか?」

このようなお悩みをお持ちの方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

OJTの育成をより良くしたいと考えるときに、一般的にはトレーナーの育成スキルを伸ばすことが多いです。もちろん、トレーナーへの育成も大切なポイントです。

【参考コラム】
トレーニーを成長させるOJTトレーナーに必要な4つのスキル
OJTの8つのメリットとは?効果を最大化させる4つのポイントを詳しく解説!

しかし、OJTを受ける側の意識や態度も、OJTでの育成をよくするために必要です。
いくらトレーナーが想いを持って、成長を願って教えていても、OJTを受ける側が教えを受け取ろうとしなければ、結果的に学びが得られず成長につながらないためです。
つまり、OJTを受ける側の意欲や態度によって、OJTの育成効果が変わります。

そこで本記事では、OJTを受ける側へのフォローをテーマにして、OJTを受ける側に持ってほしい意識や重要な意識を持ってもらうための施策についてお伝えします。
今までOJTトレーナーへのフォローを行ってきたのに、OJTの育成の質に変化が見られなかった、という方は新たな気づきがあるかも知れません。

OJTを受ける側へも適切なフォローを行い、OJTの育成効果を高められるようにしましょう。

監修者プロフィール

迫間 智彦

大学卒業後、大手通信会社、アルー(株)勤務後、2010年にアーティエンス(株)を設立。業界歴17年。大手企業から、中小企業、ベンチャー企業の人材開発・組織開発の支援を行っている。専門分野は、組織開発、ファシリテーション。

1)OJTを受ける側に持ってほしい4つの意識

OJTの育成効果を高めるためにOJTを受ける側に持ってほしい意識が4つあります。

・トレーナーは自分の仲間であるという意識
・主体的に動く意識
・価値観の多様性を受け入れる意識
・自分はコストであるという意識

これらの意識がないと、トレーナーとの関係性が悪くなったり、育成機会をもらっていることへの感謝を行えなくなるためです。
OJTを受ける側に持ってほしい、これら4つの意識について順番に説明します。

トレーナーは自分の仲間であるという意識

OJTの育成効果を高めるためには、OJTを受ける側が、トレーナーはよりよい仕事をしていくための仲間であるという意識を持っている必要があります。仲間だと思えていないと、トレーナーに指摘された際、「自分は嫌われているのか?」などと考えて、素直に受け止められないためです。

例えば、トレーナーから「議事録の内容がわかりづらかったから、この後一緒に確認しよう」と言われたとします。トレーナーはOJTを受ける側の成長のために声をかけていますが、OJTを受ける側がトレーナーを自分の成長を支援してくれる仲間だと思えていないと、その言葉の受け取り方が変わってしまうことがあります。もしかしたら「こんなこともできないのかってバカにされていたらどうしよう」とか「自分のために時間を使わせてしまって申し訳ない」という感覚が強くなるかもしれません。そうすると、頭の中が不安や恐怖でいっぱいになり、トレーナーからのアドバイスやフィードバックをうまく受け取れなくなってしまう可能性があります。

このように、OJTを受ける側がトレーナーは自分を支援してくれる仲間であるという意識を持てていないと、トレーナーからのアドバイスやフィードバックを素直に受け取れません。そのため、OJTを受ける側にトレーナーは自分の仲間であるという意識を持ってもらう必要があります。

主体的に動く意識

OJTの育成効果を高めるためには、OJTを受ける側が主体的に動く意識を持っていることが必要です。トレーナーがOJTを受ける側の考えていることや不安を全て察知して声をかけることはできないためです。

OJTを受ける側が仕事の中でわからないことが出てきたときに、自らトレーナーに聞きにいくことをしないと仕事を進めることができません。最近、トレーナーが現状を確認すると、OJTを受ける側から「ここがわからなくて進められませんでした」と答えが返ってくる、というお話を伺いいます。
しかし、トレーナーは自分の仕事もあるため、常にOJTを受ける側の状態を見られるわけではありません。

OJT側から主体的に動く意識がないと、以下のような負のループに陥ります。こうならないようにするためにも、OJTを受ける側が主体的に動く意識を持っていることが大切です。

価値観の多様性を受け入れる意識

OJTの育成効果を高めるためには、OJTを受ける側が価値観の多様性を受け入れる意識を持っている必要があります。価値観は人によって違うことを理解していないと、意見のすり合わせをしようとせず、拒否反応を示すようになるためです。

例えば、新入社員が休みたいという連絡をLINEでしたとします。このことがトレーナーの価値観としては信じられないことで「LINEで連絡は社会人としてどうなの?」などと伝えるとしましょう。
この返事は新入社員からしたら予想外のことで、なぜ怒られているのかわからないかもしれません。しかし、そのときに、トレーナーに対してネガティブな感情を向けるのではなく、一旦冷静になって、価値観が異なるのかもしれない、と考える時間を持つことができると、お互いの価値観をすり合わせて合致点を見つけ出すことができます。

新入社員がトレーナーに、「風邪で声が出ないことと、トレーナーが外出している可能性もあると思い、LINEで連絡をするという選択をしました。」という自分の行動に対する背景を説明すると、トレーナーはその行動の意味を理解してくれるかもしれません。

このように、OJTを受ける側が理解できないことをトレーナーから言われたときに、「このトレーナーとは合わない」で終わらせてしまうのでは、誰と組んでも良い関係を築くことができず、自分の成長につながりません。

OJTを受ける側がもしかしたら価値観が違うだけかもしれないと思って、お互いの価値観や背景を確認し、お互いを理解していくことで良い関係を築けられます。それがOJTの育成効果を高めることにもつながります。

自分はコストであるという意識

OJTの育成効果を高めるためには、OJTを受ける側が自分は組織にとってコストであるという意識を持っている必要があります。

※コスト意識とは、会社における自分自身の活動が、売上やコスト・利益にどうつながるかのイメージを持ち、最小のインプット(投入)で最大のアウトプットやリターン(利益・メリット)を生もうとする意識のことです。

そうでないと教えてもらうことに対して感謝を感じづらくなるためです。また、教えてもらうことが当たり前と感じると、早期に独り立ちして組織に貢献しようという意識も弱まります

自分が組織にとってコストを意識している場合は、トレーナーの時間や企業の資源を使わせてもらっていることを自覚し、OJT教育プロセスに感謝を感じ、素直に学ぼうとする姿勢が見受けられます。また、早く成長して今まで教えてもらったことを活かして貢献できるようになりたい!という意欲も高まります。
一方、コストだという意識がない場合は、自分への教育を当然の権利と見なし、OJTを受ける側がより自分に合った教育をしてもらいたいと訴えたり、教えてもらう姿勢が弱かったりします。

OJTを受けているということは、組織がまだ教えてもらわないと一人前に仕事をすることができないと判断しているということです。
OJTを受ける側が、自分は組織にとってコストであることを自覚することで、OJTという学びの機会に感謝し、主体的に学ぼうとする意欲を高められます。そうすると、OJTの育成効果の向上につながります。

OJTを受ける側が、このような4つの意識を持っていると、OJTの育成効果を高めることができます。

2)OJTの効果を高めるために、受ける側に対してできる施策

OJTを受ける側が4つの意識を持ち、OJTの育成効果を高めるために、組織ができる施策を5つ紹介します。

・トレーナーの言動の背景を理解しようとしてもらう
・フィードバックの受け止め方を学んでもらう
・OJTを受ける側が主体的に動くことの大切さを理解してもらう
・他者と自分では価値観が異なることを知ってもらう
・コスト意識を醸成する

トレーナーの言動の背景を理解しようとしてもらう

OJTを受ける側がトレーナーの言動の背景を理解することは、育成効果を高めるために重要です。トレーナーの意図や期待を理解することで、OJTを受ける側は学びを深めることができるためです。
トレーナーと受ける側がお互いを理解し合おうとすることで、コミュニケーションが円滑に進み、受け手はより有意義な経験を得られます。

トレーナーの言動の背景を理解するためには、トレーナーの立場に立って考えることがわかりやすいです。アーティエンスの関係性構築力研修では、これまでの業務においてOJTを受ける側がネガティブに感じた一場面を丁寧に振り返り、その時の自分、トレーナーはどのように捉えていたのか、を考えるワークを行います。

この課題を行うと、同じ出来事であっても、自分と相手では捉え方が異なる・見えている世界が異なる、ということに気がつきます。研修の詳しい様子は、関係性構築力研修ー公開講座研修レポートからもご覧いただけます。

自分と相手で見えている世界が違うことがわかると、トレーナーがなぜそのようなアドバイスをするのか、という背景を考えやすくなり、アドバイスの理解をより深められます。その結果、トレーナーからのアドバイスから学ぶことが増え、OJTを受ける側の成長につなげることができます。

このようにOJTを受ける側が、自分と他者で見えている世界が違うことを理解し、トレーナーの言動の背景を理解しようとすることができると、OJTの育成効果の向上につながります

フィードバックの受け止め方を学んでもらう

OJTを受ける側がフィードバックの受け取り方を学ぶことは、育成効果を高めるために重要です。フィードバックを正しく受け止めることが成長につながるためです。

若手・新入社員は、必要以上に周囲からの評価を気にしたり、フィードバックを恐れる傾向があります。(脳科学においても、フィードバックという言葉を聞いただけで、嫌悪感が出るという結果が出ています。)その結果、上司への働きかけが弱くなり仕事を抱え込み、成果創出や成長が難しい状況に陥ります。

そのため、アーティエンスの上司との協働体感研修では、フィードバックの受け止め方について伝えています。

フィードバックは本来、OJTを受ける側への成長支援のためのものです。そうではなくて、ただ注意されている・ダメ出しされている、という認識のままではトレーナーからのフィードバックを素直に受け止めることができません。

そのような状態にならないようにするためにも、OJTを受ける側が、フィードバックの受け止め方を学び、トレーナーからのフィードバックを受け止められる状態を作ることが必要です。フィードバックを受け止められるようになると、改善が加速され成長を期待できます。

【参考コラム】新入社員育成のカギ!フィードバックする時に知っておきたい5つのポイント

OJTを受ける側が主体的に動くことの大切さを理解してもらう

OJTを受ける側が主体的に動くことの大切さを理解することは、育成効果を高めるために重要です。自ら動かなければ、仕事を前に進めることが出来ないためです。

まずはOJTを受ける側が自ら動ける状態を作れるように、必要な報連相や要件定義のスキルを学ぶ機会を作りましょう。アーティエンスのビジネススキル研修では、迅速な対応と高品質な成果を出せるようにするためのビジネススキルをお伝えしています。
基本的なスキルを学んだら、自ら動かなければ良い仕事が進まないことを理解しやすいように、実際に体験してもらうことがおすすめです。アーティエンスの巻き込み力研修では、チームで新サービスの提案書を作成し、顧客から受注を勝ち取る商談シミュレーションを行います。上司役の講師と、お客様役の講師の2名体制で実施し、顧客への訪問と上司への報連相を何度も行います。上司・お客様ともに、期待を超えて満足、そして感動レベルまでを目指します。
共創とはこのシミュレーションワークは、上司やお客様に対して自ら質問や確認をしなければ、仕事を進めることが出来ない設定になっています。上司やトレーナーから言われたことだけを行ったり、声かけを待っているだけでは仕事が進まず、自ら動く大切さを肌で感じるため、主体性への意識が強くなります

このような研修機会を設けて、OJTを受ける側が、主体的に動く必要があることを理解してもらうことが必要です。そのことがわかると、トレーナーとOJTを受ける側で相互作用が動き、より良い成長を促せます。

他者と自分では価値観が異なることを知ってもらう

OJTを受ける側が他者と自分では価値観が異なることを知ることは、育成効果を高めるために重要です。お互いの言動を理解し合えるようになるためです。

アーティエンスでは、価値観の違いを知るためのワークとして、ワールド・カフェや内省の手法を用いることが多いです。

ワールド・カフェ

ワールド・カフェとは、カフェのようなリラックスした雰囲気の中で、少人数に分かれたテーブルで自由な対話を行う対話手法の一つです。当社の関係性構築力研修では「周囲と素晴らしい関係性を構築していくためには」をテーマにワールド・カフェで対話します。

対話開始時は、「上司とは対等な立場であるべきだ」や、「まずは上司の言うことを聞いたほうがいい」などといった意見が出ていました。
いろいろな意見に耳を傾け、対話を深めていく中で、最終的には「自己開示をして、自分から歩み寄ったほうがいい」や「相手に一方的に期待するだけでなく、期待していることをまずは自分から行っていくことが大切だと気付いた」などの発言が出てきていました。

このように自分とは異なる他者の考えを聞くことで、人ぞれぞれの考えや価値観があることを知り、視野を広げることができます

内省

自分がどんな価値観を大切にしているのかを理解するための内省ワークをおこないます。当社の関係性構築力研修ではオリジナルのワークシートを用いながら自分が大切にしている価値観と向き合い、その後グループでシェアをしてもらいます。
そうすることで、それぞれに異なる価値観を持っていることを知り、その価値観を土台にした言動をしていることに気が付きます

このように対話や内省を通して他者と自分では価値観が異なることを知ることで、トレーナーとの向き合い方に変化が見えてきます。トレーナに対して価値観の仮説を立てて接することで、トレーナーの言動に対する理解がしやすくなり、コミュニケーションがスムーズになることを体感できるでしょう。言動の意図がわかるようになると、学びの理解も深まり成長のスピードが加速しやすくなります。

コスト意識を醸成する

OJTを受ける側のコスト意識を醸成することは、育成効果を高めるために重要です。組織やOJTトレーナーに対して感謝の想いが出てきて、学習意欲が向上するためです。

アーティエンスの目標達成・コスト意識研修では、経営シミュレーションのゲームを通して、コスト意識を醸成していきます。


ゲームを通じて、組織運営におけるお金の流れや、社員自身にかかっているコストについて学び、「自分は会社にとってはコストである」ということを実感することで、目標達成への意識の醸成へとつなげています。ビジネスゲームをすることで、新入社員や若手社員でも組織から見た今の自分の立場を客観的に見られるようになり、自分の立場や役割を認識できます。

このようにOJTを受けているうちは組織にとって自分はコストであり、トレーナーからたくさんのことを学び成長することが組織から求められていることを知ります。そして自分が組織に還元できることをOJTを受ける側本人が深く理解することで、学びに対してのモチベーションが向上し、成長を高めることができます

このような施策を行うことで、OJTを受ける側に必要な4つの意識を育み、OJTの育成効果を高められるようにしましょう。

3)OJTを受ける側の変容により、OJTの効果が高まった事例

今までの経験からフィードバックを受けることに苦手意識を感じていた新入社員が、フィードバックへの意識が変わったことで、自らフィードバックを求めて仕事をよりよくしていく姿が見られるようになった、という事例を紹介します。

企業:中小企業のメーカー
対象者:営業職の新入社員

4月のはじめは、過去の経験からフィードバックに苦手意識を持っていたが、上司との協働体感研修でフィードバックの受け止め方を学び、研修終了後には以下のコメントがありました。

フィードバックに苦手意識があったけど、フィードバックは自分の成長のために必要なことであることがわかりました。

フィードバックに対して嫌なものという認識をしていましたが、ポジティブなものという認識に変化していることがわかります。

その後少し期間が空き、9月の新入社員・OJTトレーナー合同研修で半年間の振り返りを行っているときに次のような話をされていました。

はじめはただ営業同行していだけだったけど、それだけでは成長しないなと思い、営業同行のあと、自分からトレーナーにフィードバックをお願いするようにしました。トレーナーの方が丁寧に教えてくれることもあって、フィードバックによって自分の改善点が明確になり、最短のアクションを検討できるようになったと思います。

このように、OJTを受ける側の変容によって言動が変わり、OJTの効果を高めることができます。OJTを受ける側に課題を感じる場合は、原因を突き止めて2章で紹介したような施策を行い、解決していきましょう。
どのような解決策が自組織に合っているのかわからない場合は、当社が一緒に考えさせていただきます。お気軽にご相談ください

4)【参考】トレーナーはOJTを受ける側が心を閉ざさないような関わりが大事

トレーナーはOJTを受ける側が心を閉ざさないような関わりが大切です。トレーナー自身は良いと思って行っていることでも、OJTを受ける側からすると精神的に辛くなっていることがあります

特に最近の新入社員の特徴として、「叱られる・指摘される」ということの経験不足からそれらを避ける傾向にあり、「叱られる・指摘される」を引き起こす「失敗」を過度に恐れる・避ける傾向がみられています。精神面で落ち込みやすい特徴を持っている人が多く見られているため特に注意が必要です。

【参考コラム】
23・24卒新入社員の傾向|受け入れ側のポイントは「体感・伴走・細分化」【ネオキャリア橋本氏:インタビュー】
2024年卒新入社員育成は最難関の予感|カギを握る入社後3ヵ月の育成のコツ【東京経済大学准教授 小山氏インタビュー】

OJTトレーナーは特に以下のことを行わないように気をつけましょう。

・強い言葉を使わない
・OJTを受ける側の考えを聞かないで一方的に指導しない
・改善箇所の指摘しかしない
・ポジティブフィードバックの量が少ない
・自分の仕事を優先してOJTを受ける側を放っておかない

【参考コラム】
トレーニーを成長させるOJTトレーナーに必要な4つのスキル
OJTトレーナーと新入社員の関係性の作り方について、人事ができることとは
使えない新入社員|29の特徴と原因、対処法を詳しく解説!

5)まとめ〜アーティエンスはOJTを受ける側に対して研修でサポート〜

本記事では、OJTを受ける側に持ってほしい意識を紹介し、その意識を持ってもらうための施策についてお伝えしました。

OJTの育成効果を高めるためにOJTを受ける側に持ってほしい意識は次の4つです。

・トレーナーは自分の仲間であるという意識
・主体的に動く意識
・価値観の多様性を受け入れる意識
・自分はコストであるという意識

これらの意識がないと、トレーナーとの関係性が悪くなったり、育成機会をもらっていることへの感謝を行えなくなるためです。これらの意識を持っていると、トレーナーからの学びの吸収率が高まり、貢献意欲も高まるため、OJTでの育成効果を高めることができます。

OJTを受ける側が4つの意識を持ち、OJTの育成効果を高めるために、組織ができる施策を5つ紹介しました。

・トレーナーの言動の背景を理解しようとしてもらう
・フィードバックの受け止め方を学んでもらう
・OJTを受ける側が主体的に動くことの大切さを理解してもらう
・他者と自分では価値観が異なることを知ってもらう
・コスト意識を醸成する

組織として対策をすることで、OJTを受ける側の変容によって言動が変わり、OJTの効果を高めることができます。OJTを受ける側へも適切なフォローを行い、OJTの育成効果を高められるようにしましょう。

アーティエンスはOJTを受ける側である、新入社員や若手社員に対するスキルアップや意識変革を促す研修サービスを多数提供しております。ぜひ、お気軽にご相談ください

また、アーティエンスでは、OJTトレーナーに対しても育成をサポートしています。

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