新入社員研修を宿泊で行う際の4つのメリットと5つの注意点

更新日:

作成日:2024.1.23

 新入社員研修 宿泊 泊まり込み

「泊まり込みで行う新入社員研修ってどうなんだろう?」
新入社員研修の企画の際に、このような疑問を持つ方がいらっしゃるのではないでしょうか。

新入社員研修を泊まり込みで行う方法を選択する場合、通勤で行う研修では得られないメリットがあります。しかし、その効果を最大限に発揮するためにはいくつかの注意しなければいけないこともあります。

そこで本コラムでは、新入社員研修を宿泊で行う場合のメリットと注意点についてお伝えします。新入社員研修を泊まり込みで行うことのに対して客観的に判断し、自組織にとって意味のある研修を実施できるようにしましょう。

このコラムで分かること

  • 新入社員研修を宿泊で行うメリット
  • 新入社員研修を宿泊で行う際の注意点
  • 新入社員研修を宿泊で行う際におすすめな研修内容
執筆者プロフィール
近藤 ゆみ
アーティエンス(株)にて、研修講師、組織開発・人材育成のコンサルタント、コラムの監修・執筆などに従事。前職の大手人材紹介会社では、転職希望者のキャリアカウンセリングから転職サポートまでを一貫して担当。

専門性:新入社員・若手社員、採用・育成


新入社員研修成功事例集

1)新入社員研修を宿泊で行う4つのメリット

新入社員研修を宿泊で行うメリットは次の4つあります。

・新入社員同士の関係性の向上
・研修への集中力の向上
・社会人の生活スタイルへの馴れ
・新入社員の個々の特性理解

これら4つのメリットについて順番に説明します。

新入社員同士の関係性の向上

新入社員研修を泊まり込みで実施することで、新入社員同士の関係性を向上するメリットがあります。コミュニケーション量が自然と増えるためです。

宿泊施設での食事の用意や、朝の支度などで声を掛け合うことは宿泊ならではのコミュニケーションです。また、リラックスしている就寝前の時間も共に過ごすことで会話が生まれやすくなります。

また、新入社員研修のプログラムとしてプロジェクトを実施する内容を取り入れることで、同じ目標を達成するためのコミュニケーションも自然に行われます。

このように新入社員研修を泊まり込みで行うことで、コミュニケーション量が増えるため、お互いの性格などを理解しやすく、関係性の向上につながります

研修への集中力の向上

新入社員研修を泊まり込みで実施することで、研修への集中力を向上するメリットがあります。日常と異なる環境に身を置くことで通勤や日常の雑事から解放され、学びへの意識が強まるためです。

特に宿泊施設と研修場所が近くにある場合は、研修前に満員電車に乗ることでストレスを感じることがありません。また、宿泊施設で食事が用意されていたり大浴場があるような場合は、研修が終わった後に家事を行う手間も省けます。

これらのことを行わなくて良いだけで、研修前後の時間をリラックスタイムに使いやすくなり、よく休めることで、研修でのパフォーマンスが高まることが期待できます。

このように新入社員研修を泊まり込みで行うことで研修以外にやるべきことが軽減され、疲れた頭や体をしっかり回復できる時間が生まれるため、研修への集中力の向上につながります

社会人としての生活リズムの馴れ

新入社員研修を泊まり込みで実施することで、社会人としての生活リズムに馴れるというメリットがあります。規則正しい生活を意識しやすくなるためです。

社会人になると、朝規定された時間までに出社し、7,8時間程度仕事をする生活が始まります。しかし、学生生活が終わってから新生活が始まるまでの期間は、生活スタイルが乱れがちです。その状態から一人で生活リズムを正そうとするには強い自制心が必要ですが、宿泊だとある程度行動が制限されることから、社会人の生活リズムを作りやすくなります。

このように新入社員研修を泊まり込みで行うことで、社会人としての生活リズムをつくりやすく、早い段階で馴れるようになります

新入社員の個々の特性理解

新入社員研修を泊まり込みで実施することで、人事や組織側が新入社員の個々の特性を理解しやすいというメリットがあります。一定の期間を一緒の場所で過ごすことでコミュニケーション量が増えたり、新入社員の様子を見られる機会が増えるためです。

特に宿泊研修では、新入社員たちが限られた空間で共に過ごすため、個々の特性や性格が見えてきやすいです。研修以外の場でも、たとえば朝食の際に積極的に話をしにいくタイプなのか一人でいるタイプなのかが見えたり、準備や片付けを手伝うタイプなのかが見えたりします。

このように新入社員研修を泊まり込みで行うことで、新入社員の様子を見られる機会が増えるため、人事や組織として新入社員の個々の特性を理解しやすくなります

通勤スタイルの研修と比較して、泊まり込みの研修ではこのような4つのメリットを得やすくなります。

2)新入社員研修を宿泊で行う際の5つの注意点

新入社員研修を宿泊で実施することは、メリットもありますが注意すべきこともあります。注意すべきこと5つを順番に紹介します。

泊り込みで行う目的を説明すること

新入社員研修を泊まり込みで行う場合は、その目的を新入社員へ説明して理解してもらうようにしましょう。新入社員の中にはネガティブなイメージを持っている人もいるためです。

泊まり込みの研修に対してのネガティブな意見としては次のようなことがあります。

・精神論を教え込まれて洗脳されるのではないか…?
・声出しをひたすら強制したり、体力増強のためにと激しいトレーニングをさせられるのではないか…?
・プライベートの姿をまだよく知らない会社の人たちに見せたくない…

このようなネガティブなイメージを持っている新入社員もいるため、泊まり込みで行う目的を明確に伝え、新入社員に受け入れてもらう必要があります。
そのため、目的は組織の一方的な思いではなく、新入社員にとっても意味があると思えるような内容でなくてはいけません。新入社員が泊まり込みで行う目的を聞いて「確かにそのためなら宿泊した方が良さそうだな。泊まり込みの研修でどれだけ成長できるのか楽しみだな」と思える状態を作りましょう。

なお、組織から泊まり込みで研修を行う目的を伝えるだけでなく、過去の先輩の合宿の写真を見られるようにしたり、相談会を設けることもおすすめです。ネガティブな印象を抑え、前向きに参加できるようになるきっかけとなります。

このように新入社員研修を泊まり込みで行う場合は、ネガティブなイメージを払拭するためにも泊まり込みで行う目的を明確に伝えて新入社員に受け入れてもらえるようにしましょう

新入社員の負担にならない期間で行うこと

新入社員研修を泊まり込みで行う場合は、新入社員の負担にならない期間で実施するようにしましょう。普段とは異なる場所で新しいことばかり学ぶ研修を実施することは精神的な疲れを感じさせやすいためです。

他の人とも一緒に宿泊していると、他の人に気を遣わなければいけない部分も多いですし、普段と異なる環境で過ごすことは、自分の家ほどリラックスすることはできません。それに加えて日々新しいことを学び続けるため、体力的にも精神的にも疲れを感じやすくなります。そのため、新入社員が頑張りすぎて体調を壊さないようにできる期間を考えましょう。泊まり込み研修でよくあるのは、4月に5日間〜1ヶ月程度の期間で行う研修です。

宿泊で行うべき研修内容と、泊まりで行わなくても良い内容を選択し、新入社員の負担を考えた期間で実施するようにしましょう

楽しいだけにならないようにすること

新入社員研修を合宿で行う場合は、楽しいだけにならないようにしましょう。楽しいだけだと社会人としての自覚が弱くなるためです。

特に4月の研修で社会人としての自覚を持てないと、いつまで経っても学生気分のままになってしまいその後の育成が大変になります。
新入社員研修である以上、社会人として必要な知識やスキルを身につけることが目的となっているはずです。社会人として学ぶ部分と楽しむ部分のけじめをしっかりつけて過ごせるように設計することが必要です。

社会人としての知識とスキルを身につけるための新入社員研修であることを意識し、ただ楽しむ旅行のような宿泊にならないようにしましょう

体調やメンタルについてサポート体制を整えること

新入社員研修を泊まり込みで行う場合は、体調やメンタルについてサポート体制を整えておきましょう。新しい環境や人間関係への適応が求められ、体調を崩しやすくなるためです。

特に4月の新入社員研修を泊まり込みで行う場合は、同期の人とも関係性を築けていない状態です。面識のない人と数日間一緒の空間で過ごさないといけない、ということに対して精神的な辛さを感じる人もいます。

最近の新入社員の中には、みんなと仲良くしようという意識が弱く、本当に自分が好きな人としか関わらないという環境で学生時代を過ごしてきた人も多いです。そのような人にとっては、まだよく知らない人たちと一緒に過ごすことは大きな負担になります。

そのため、泊まり込みの研修を実施する前に関係性を築ける機会を設けたり、プライベートを確保できる場所を設けるなど、体調やメンタルへの負担を軽減できるようにしましょう

研修以外の場所で監視しすぎないこと

新入社員研修を泊まり込みで行う場合は、研修以外の場所で必要以上に監視しすぎないようにしましょう。プライベートの様子も監視されているように見られると過度な緊張やプレッシャーを感じるためです。

研修の時間は新入社員がどのような態度や発言をしているのかを監視し、個々の特性を理解していくことが必要です。しかし、研修後までそのような視線で見られていると、ずっと緊張感を持たなければならず疲れてしまいます。

監視してしまう理由は新入社員の理解だと思いますので、監視するのではなく、積極的に新入社員とコミュニケーションをとるようにしましょう

注意すべきことを意識していないと、メリットを得られなくなってしまうため十分に注意が必要です。これらのことに注意して、有意義な新入社員研修の合宿となるようにしましょう。

3)新入社員研修を宿泊で行う際におすすめな研修内容

新入社員研修を宿泊で行う場合に取り入れたい具体的なプログラム例を4つ紹介します。会社内で実施する研修に取り込むことも可能ですが、泊まり込みで集中的に行うとより効果を期待できる内容になります。

組織理解

新入社員研修を泊まり込みで行う場合に取り入れたいプログラムの内容は、組織と仕事内容の理解を促す内容です。採用段階で伝えきれなかった具体的な内容も踏まえて、会社としての方向性や仕事内容を正しく理解してもらうためです。

具体的には、
・自分たちで市場や競合他社の調査を行った上で自社について調べて発表する
・自組織が掲げているビジョンのために、新サービスを作る
・過去に実際行った課題のプロジェクトを役割に分かれて体感する
・具体的な役割や、実際に行っている仕事の流れを伝える
などです。

より具体的でリアルな組織と仕事内容を理解してもらうことで、新入社員が仕事や仕事の意義を受け取った上で行動するようになることを期待できます

ビジネスマナー

基本的なビジネスマナーを身につけることも、新入社員研修を泊まり込みで行う場合に取り入れたいプログラムの内容です。学んだことをすぐに宿泊施設の方などとの会話の中で活かすことで、学びが深まるためです。

ビジネスマナーとしては、以下のような基本的なマナーは伝えられると良いでしょう。

・挨拶・敬語・身だしなみなど
・対面コミュニケーション(名刺交換、訪問・来客応対)
・電話応対コミュニケーション
・文面コミュニケーション(メール、SNSなど)

なお、ビジネスマナーについて教える際は、具体的なマナーを教える前に「そもそもなぜマナーが必要なのか?」について新入社員に考えてもらうことで、マナーの重要性を理解してもらいやすくなります。

アーティエンスのビジネスマナー研修では、ワールド・カフェで行っています。ワールド・カフェとは、カフェのようなリラックスした雰囲気の中で、少人数に分かれたテーブルで自由な対話を行う対話手法の一つです。
「素晴らしいマナーとは?」について新入社員自身で考え、対話を行なった上で、ビジネスマナーを学ぶような流れにすることで、マナーをやらされ感で行うのではなく、新入社員自身がマナーを身につける意味を理解した上で実施できるようになります。

宿泊研修で基本的なビジネスマナーを学ぶとすぐに実践できる場があるため、早く身にくことを期待できます

業務遂行スキル(ビジネススキル・関係性構築・リーダーシップ)

業務遂行スキルとして必要なビジネススキル・関係性構築・リーダーシップを身につけることも、新入社員研修を泊まり込みで行う場合に取り入れたいプログラムです。これら全てを1日で網羅することはできず、連続して学んでもらうことで理解が深まるためです。

泊まり込みで行う場合は、数日かかるプロジェクト型のワークを行うことで、全ての学びを網羅できます。

たとえば、次のような研修プログラムが考えられます。

1日目:基本的なビジネススキルとして要件定義やスケジューリング、タスク分解のスキルなどを学ぶ
2日目:関係性を構築する大切さや関係性の構築方法を学ぶ
3日目:自分の特性や、リーダーシップの発揮の方法を学ぶ
4日目:1〜3日までの学びを踏まえたプロジェクト型のワークを行う

プロジェクト型のワークというのは例えば、課題を解決するようなもので、企画書の作成や新商品の開発案などがあります。
アーティエンスの上司との協働体感研修では、日報の提出率を改善するための企画書を作成してもらう、というプロジェクト型のワークを行います。ワークの世界観は次のようになっています。

チームメンバーで目的を確認し、そのためにどのように進めたらいいのかを考えることで、要件定義やスケジューリング、タスク分解のスキルを活用することになります。情報や方向性を確認するために上司役の講師に積極的に報連相を繰り返すことも必要です。

そしてチーム全員が納得して仕事を進めるために、それぞれの意見を確認しあったり、助け合うなどの関係性も重要になります。

また、時間が限られて仕事を進めなければいけないため、自分の役割を見つけたり、依頼することが必要です。自分がチームに対してどのようにポジティブな影響を与えられるかを考えるというリーダーシップを意識することもできます。

このように泊まり込み研修は連続して研修を行えるため、毎日の学びを活かしたプロジェクト型ワークを実施することで、学びが深まりやすくなります

振り返り

新入社員研修を泊まり込みで行う場合に取り入れたいプログラムとして振り返りがあります。仕事以外の場所で行うことで仕事と距離をおいて、自分と向き合いやすくなるためです。

新入社員は日々新しいことを学び、懸命に食らいつこうと頑張るため、日常の中でゆったりと自身の成長や成果について振り返りをできていない人が多いです。
そして、普段の仕事場でゆったりと振り返りをしてみて、と伝えても、周囲の電話の声が聞こえてきたり、緊急業務を頼まれたりして落ち着けません。

そのため、日常から少し離れた環境で、心を落ち着かせてゆったりとした気持ちで振り返りを行う時間を設けることをお勧めします。

例えば、アーティエンスの1年目フォロー研修では、1年間のリフレクションをしたり、自身のこれまで・これからの成長を考えるワークを行います。

泊まり込みの研修で実施することで、普段の業務から離れることで自身と向き合いやすくなります

全て泊まり込みでないとできない内容ではないですが、宿泊研修で行うことで効果的に働きやすい研修内容を紹介しました。組織としてどのような点を意識して行いたいかを吟味して研修内容を検討しましょう。

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4)新入社員研修に適した宿泊先を選ぶ3つの基準

新入社員研修に適した宿泊先を選ぶ基準を3つお伝えします。

オンオフ切り替えて受講できるか

宿泊先が新入社員のオン(学習)とオフ(リラックスや休息)を切り替えやすい環境であることが重要です。ずっとオンだと研修以外の場面でも疲れてしまい集中して研修に参加できなくなってしまいます。逆にずっとオフでいられる環境だと、社会人の自覚を持って研修に参加するのが難しくなります。

そのため研修を実施する場所とプライベートの場所が分かれている宿泊先が好ましいです。また、講師や先輩、人事と新入社員のプライベート空間も重ならりすぎない方が、リラックスしやすくなります。
仕事のプレッシャーから解放される時間があることで、新しい知識やスキルの吸収により集中できるでしょう。

アクセスはよいか

宿泊先へのアクセスがスムーズであることも重要です。特に全国各地から人を集めて宿泊研修を実施する組織は、土地感がない人でもわかりやすい場所が良いでしょう。

また、宿泊と研修の場所が異なる場合は、2つの場所のアクセスも意識しましょう。交通機関の便がよく、宿泊場所から研修場所までの移動が容易な場所を選ぶことで、新入社員がストレスなく研修に参加できます。新入社員は通勤や移動のストレスを軽減することは研修への参加意欲につながります。

アクセスがしやすい宿泊先を選ぶことで、研修に集中できる状態を作れます。

生活用品は揃っているか

長期間の泊まり込み研修の場合は、生活用品が揃っているかも重要です。新入社員が研修期間中に不自由なく暮らせ、心地よい環境で学ぶ状態を作るためです。また、あらかじめ生活用品が整っている宿泊施設であれば、人事側の準備の負担を軽減できます。

新入社員が十分な睡眠や休息が取れるような宿泊環境で過ごせるように、宿泊施設の状態や備品などを確認して必要に応じて手配しましょう。

これらの判断軸を元に宿泊先を検討すると、宿泊研修のメリットを最大限発揮できます。

【参考】新入社員研修の宿泊先例
新入社員研修の宿泊先としては、以下のような場所があります。宿泊先でお悩みの方は参考にしてみてください。

●ホテル
アクセスの良さが特徴です。また、人事側で手配をしなくても生活に必要なアイテムが整っていることが多く、準備への負担が軽くなります。
ただ、長期間の利用や大人数分の部屋の確保が難しい場合もあるため、早い段階での確保が必要です。

●研修施設
宿泊設備を整えている研修施設がある場合は、移動負担が減るため便利です。事前に施設にある備品や生活品の在庫状況は確認し、必要に応じて用意が必要です。

●ウィークリーマンション
研修期間に合わせて1週間単位で部屋を借りられます。ホテルと比較すると安価な場合が多いです。ただ、生活アイテムが揃っているわけではないため、事前の準備は必要です。

●マンスリーマンション
1か月以上の研修の場合は、1ヶ月単位で部屋を借りられるマンスリーマンションも候補になります。プライベートを確保でき、自宅感覚でくつろげるため、精神的なストレスを緩和できます。

5)まとめ〜アーティエンスは新入社員研修で新入社員と組織の成長をサポート〜

本コラムでは、新入社員研修を宿泊で行う場合のメリットと注意点についてお伝えしました。
新入社員研修を宿泊で行うメリットは通勤スタイルの研修と比較して次の4つあります。

・新入社員同士の関係性の向上
・研修への集中力の向上
・社会人の生活スタイルへの馴れ
・新入社員の個々の特性理解

新入社員研修を宿泊で注意すべきことは次の5つです。

・泊り込みで行う目的を説明すること
・新入社員の負担にならない期間で行うこと
・楽しいだけにならないようにすること
・体調やメンタルについてサポート体制を整えること
・研修以外の場所で監視しすぎないこと

注意すべきことを意識していないと、メリットを得られなくなってしまうため十分に注意が必要です。これらのことに注意して、有意義な新入社員研修の合宿となるようにしましょう。

新入社員研修を宿泊で行う場合に取り入れたい具体的なプログラム例は次の4つです。

・組織理解
・ビジネスマナー
・業務遂行スキル(ビジネススキル・関係性構築・リーダーシップ)
・振り返り

会社内で実施する研修に取り込むことも可能ですが、泊まり込みで集中的に行うとより効果を期待できる内容になります。

新入社員研修に適した宿泊先を選ぶ際に確認すべきことは次の3つです。

・オンオフ切り替えて受講できるか
・アクセスはよいか
・生活用品は揃っているか

新入社員研修を泊まり込みで行うことのに対して客観的に判断し、自組織にとって意味のある研修を実施できるようにしましょう。

なお、アーティエンスでは24卒の新入社員の特徴に合わせた新入社員研修を実施しています。
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