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[ コラム ]
サンプルあり【部署別】1年後に結果を出す新入社員の目標例と設定のための7ステップ
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更新日:
2023年2月17日に『「OJTは意味がない」から脱却するためしたこと・したいこと』をテーマに、Growth Meetingを開催しました。
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目次
今回のGrowth Meetingは、『「OJTは意味がない」から脱却するためしたこと・したいこと』をテーマに実施しました。
「OJTっていうけど、放置と何が違うんだろう…?」 「新人が期待していた成長や成果を出せていない。OJTって意味ないんじゃ…」
OJT(On the Job Training)の必要性は高まっている一方で、「OJTは意味がない」と言われて頭を悩ませている人事担当者様や、実際にOJT育成に取り組んではいるものの今ひとつ効果を感じていない育成担当者様も少なくないのではないでしょうか?
今回のGrowth Meetingでは、「OJTは意味がない」と言われてしまう要因を自社の状況をふまえて紐解きながら、「意味のないOJT」から脱却するための施策について探求していきました。
Growth Meetingの内容の一部をご紹介します。
若手・新入社員に回答して頂いている、Growth1月の結果を共有しました。
※ Growth Meeting投影資料より一部抜粋
また、事前ワークとして、次の問いに対してjamboardに記載して頂き、それらの情報を見た気づきなどを共有して頂きました。
※ Growth Meetingの対話で活用したjamboard
Growthの結果とjamboardの内容を見たうえで、「今の率直な気持ち・気になっていること、Growthの結果を見て感じたこと」などを参加者同士で共有し合いました。
そこでは、次のようなコメントがありました。
まず初めに、「OJTの目的は?何のために行うのか?」という問いかけを行いました。 ※ Growth Meeting投影資料より一部抜粋
「OJTの目的」について、アーティエンスでは「人が育つ組織をつくること」と考えています。そして、「人が育つ組織」をつくるためのポイントとして、下記3点をお伝えしました。
3つのポイントの詳細や具体的な取り組み施策例については、下記フォームからダウンロードして頂けます。詳細について知りたい方は、ぜひご覧ください。
ここからは、個人ワークです。事前ワークや先ほどお伝えした情報の内容をふまえて、自社のOJTを振り返っていきました。※ワークで使用した振り返りフォーマットシートも、上記フォームよりダウンロードいただけます。 ※ Growth Meeting投影資料より一部抜粋
事前ワークや先ほどお伝えした情報の内容をふまえて、うまくいったOJT/うまくいかなかったOJT、トレーナー・人事、それぞれの関わりについて振り返ってみて、感じていること・モヤモヤしていることを対話しました。対話の一部をご紹介します。
・新人とトレーナーの間だけではなく、上司への働きかけが出来ていて、関係性が創られていた。
・新人のできるできないを冷静に見て、対応できていた。
・トレーナーの意識と行動に余裕があった。現場全体で育てていこうという意識。
・経験が豊富なトレーナーから、「なぜこの仕事をやるのか、なぜこういうふうになったのか」という、過去の経験を伝えられていたことがよかったのかも。
・次のステップを意識した上でのトレーニングができていない。
・トレーナーが、新人に「こうなってほしい」という感情が強すぎた。
・教える側が対応できないことがあり、対応できるトレーナーに任せきりになってしまった。
・トレーナーと新入社員の相性を人事として理解できていなかった。
・配属後の仕事内容を事前に伝えられていなかったことも原因としてある。
・OJT開始前に、導入研修を実施し、その後フォロー研修を実施
・研修前後にアンケートをとったり、ヒアリングをする
・毎月報告書の作成と新人とトレーナーが面談をするように依頼
・定期的な状況の確認
・先輩社員と新入社員との交流の場をつくること
ここからは、参加者様からいただいたご質問をご紹介します。
トレーナー1人をアサインするよりも、複数名アサインすることをおすすめします。例えば、トレーナー2人で新入社員1人を見るなど。
また、受け入れ先で必要なスキルごとに、トレーナーの役割を分担することも良いでしょう。新入社員時代から、当事者意識・主体性を持てるような教育をしていくことが重要です。
トレーナーと新入社員を変えるというのは、おすすめしません。可能な限り、最初から同じペアにしましょう。
まずは、オンボーディングを丁寧に行い、トレーナーと新入社員、そしてチームの関係の質を高めていくことが重要です。また、起きたことに対しては、新入社員・トレーナーともに丁寧にヒアリングを行いましょう。トレーナー同士で交流の場を設けるのも良いかもしれません。
最後に、チェックアウトとして、「内省・対話で明らかになったこと」「 新たに取り組んでみたいこと」「本日の感想」など、1分程度で自由に共有していきました。 ※ Growth Meetingの様子
・OJTは大事ということをあらためて思った。自分が育成されたという経験が無いと、自分が育成しようという意識にならない。トレーナーと新人の設定をきちんと決めていなかったので、その設定を上手くやっていかなければいけない。
・新人とトレーナーの関係だけではなく、上司とトレーナーなど職場全体での関係の質が大事だということが明らかになったので、そこを醸成していく必要があると思った。
皆さん、短い時間の中でしたが、OJTは当事者だけでなく、会社全体で行うことが重要ということや、今後のアクションのヒントが得られた等、それぞれに気づきや学びがあったようでした。 GrowthMeetingでの対話を活かして、現場にどう繋げていくかというヒントとなれば嬉しく思います。
今回のGrowth Meetingは、『「OJTは意味がない」から脱却するためしたこと・したいこと』をテーマに実施しました。
参加者の皆さんは、チェックイン時に、OJTをやらなければと思ってはいるものの、うまく機能していないと感じたり、見直しや改善が必要という課題意識をお持ちでした。
しかし、今回の対話を通して、OJTの仕組から変えていかなければならない、新入社員とトレーナーだけの問題ではなく、会社全体として取り組まなければならないということに、気付きを得られていました。
皆さんの組織のOJTが、より良いものになっていくことを願っています。 本日ご紹介した参考コラムをご案内します。自組織のOJTに関して、何かヒントをお渡し出来たら嬉しいです。
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Growthの結果を軸としながら、参加者それぞれの経験を共有・対話・探求し、若手・新入社員の活躍を後押しできる施策を共に探求していきたいという想いで開催しています。
Growth結果から若手・新入社員の状況を把握し(インプット)、
Growth Meetingや1on1等を通して数値の背景を対話し考え(スループット)、
現場でアクションを実行していく(アウトプット)
までがGrowth Meetingです。 他社の人事や育成担当者と対話を行うと、自社内だけで考えていても出てこないような施策が出てきて、対話の中から気づきや認知の広がりを感じることができます。皆さんが話しやすい安心できる場づくりを行っていますので、ぜひお気軽にご参加ください。
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