研修・セミナーレポート

2024年1月19日 成長力強化研修ー公開講座研修レポート

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 成長力強化研修レポート 

本内容は、2024年1月19日に開催した「成長力強化研修」の公開講座研修レポートです。
受講内容や、受講前と後の変化などをレポートとしてまとめています。ぜひご覧ください。
(参加受講者 : 新入社員・若手社員、参加企業数:9社、参加人数:32名、8グループ、対面1クラス)

1)研修概要

研修目的・学びのポイントと、当日のアジェンダ

アーティエンスの成長力強化研修では、自らの「現状」と「課題」に向き合い、これからの「目指したい姿」を探求していきます。

2)受講者の研修の始めと終わりでの変化

イントロダクション : 研修開始時のコメント

・ セルフマネジメントへの意識なかった
・ 寝ていないので、ちょっと疲れている
・ (地方から)遠くからきて、疲れている
・ 仕事忙しいのに。やりたくない
・ 久しぶりの研修で楽しそう

振り返り : 研修終了時のコメント

・日々の業務に追われて見逃しがな業務の意義や、自分たちを客観的に見る視点を大切にしたい。それによって、上司や先輩を巻き込むにあたって生じる不安や苦しみを軽減できると思う

・目標を明確にすることが大切だと感じた。周りのせいにしたくなることもあるが、自分事で考える。目標を上司や先輩に伝えてもいいと思った

・上司とコミュニケーションを取るときに、提案を一つ以上持つこと。提案がないと共創ではなく、上司も自分も負担が大きくなる

・課題を正確にとらえることが、成長やモチベーションにつながる。常に意識して、仕事に取り組みたい

・自分がこの先とのような意識をもって、仕事に取り組めばいいかということを確認できました。丁寧さとアグレッシブさを忘れずに挑戦したい

3)研修での受講生の動き

講義:講師のストーリー

研修の冒頭では、講師の社会人1年目のストーリーを聞き、その中で感じた事や気付いたことをグループでシェア・対話していきました。

【受講生のコメント】

・あこがれの人を持つことで、人は変われる。私も憧れられる人を探したい
・相手へのメリットがあることを伝える必要がある。自分の言いたいことだけ言っても、相手にされない
・自身の正義を押し付けるのはよくない。人それぞれ正義がある。自分が正しいという思い込みはなくしたい

Work1|課題を探求していこう

ここからは、私たちが普段持っている「課題」と向き合うために、ワールドカフェという形式で、ダイアログをしていきました。課題に関してネガティブなイメージを持っている方や、課題があるからこそ仕事のやりがいを感じるという方もいました。

【課題とは】

※ 当社 成長力強化研修テキストより一部抜粋

ワールドカフェの3つのラウンドを通して、下記コメントがあがっていました。

・目の前の課題に追われてしまいがちだが、乗り越えた先に明るい未来がある!
・課題は課題だと思う。私にとっては、ネガティブなものでしかない
・上司に対して、自分の課題が正しいかどうかを確認しに行きたい
・忙しいと余計ないことをしたくないと思うが、乗り越えないといつまでも課題はついてくる
・自分の課題を、上司や先輩が新入社員の時に持っていたのか?持っていたのであれば、どうやって乗り越えたのかを聞きたい

Work2|「今、大切にしたいこと」を探求していこう

ここからは、自身のこれまでと現状を振り返りながら、「今、大切にしたいこと」を探求していくために、グループに分かれてポジティブインタビューを行いました。
インタビューでは、相手のストーリーをよく聴いて、相手の素晴らしい体験や想いを受け止めることを意識していきます。

※ 当社 成長力強化研修テキストより一部抜粋


【受講生のコメント】

・苦手だと思っていた先輩が、実はもっとも頼りになり、目をかけてくれていたことが分かった。期待に応えたいと思った
・放置されていると思っていたが、勇気をもって自分から動き始めたら周りも変わっていった
・一つの仕事で成果を出すと、新しい仕事をくれる。ゲームをやっているみたいで楽しい

Work3|「私たちの素晴らしい未来」を探求していこう

ここからは、私たちの素晴らしい未来を探求していきました。未来への働きかけは、ポジティブアプローチとギャップアプローチの2種類あることをお伝えし、グループでダイアログしていきました。

※ 当社 成長力強化研修テキストより一部抜粋

Work4|「自身の素晴らしい未来」に向けてアクションプランを創ろう

ここからは、自身の素晴らしい未来に向けて、1か月後、半年後、1年後に分けてアクションプランを創っていきました。それぞれの期間で自分自身がどのような状態になっていたいか、そのために何ができるようになっていたいかをグループでシェアしていきました。日常業務を振り返り、身近な上司や先輩を思い浮かべながら、どのような状態が理想なんだろう、と考えて、具体的に言語化できていた方が多かったです。

【受講生のコメント】

・失敗をもっとしておきたい。2年目になるまでに、もっと成長し頼れる先輩になりたい
・ 先輩のように頼られる存在になりたい。もっとできることを増やしたい
・大変なことも多いし投げ出したいこともあるけど、今の自分が未来の自分を創るので、誠実に仕事をする
・お客様に喜んでもらい、そして自分も成長できる。そんな未来を創っていく
・今は知識不足であわててしまうことも多いので、知識を増やして自信をつけたい

4)講師・アテンド所感

成長力強化研修では、現状の課題と向き合い、そこから自身のありたい姿に近づくために具体的に何ができるかというアクションプランを考えていきました。

研修前は、

・とてもやりがいを持って頑張っている人
・何とか頑張っている人
・もう逃げてしまいたい人

の3つのパターンに分かれていました。研修では、社会人になってからこれまでの経験を丁寧に振り返る作業をおこないました。振り返りの中で、成長に気付いた方も多くいたようです。また、多くの方が感じていた成長課題のとらえ方は「ネガティブなもの」から「成長機会」に変化していたように思います。

研修終了後には、

・もう少し踏ん張ってみよう
・自分がいかに恵まれて、ぬるま湯だったか気が付いた

といったコメントがあり、それぞれに気付き・発見を持ち帰った様子でした。

皆さんが経験したこと、嬉しかったこと、つらかったこと、大変だったことは、日々蓄積されて今になり、そして未来へと繋がっていきます。過去を振り返って、財産にしていき、皆さんらしい未来を描いていってほしいと思います。