2023/2/7作成ー
など考えて、ファシリテーション力を上げたいと考えて、より良いファシリテーション研修を探されているのではないでしょうか。
ファシリテーション研修は多くありますが、
「これ、結局、本を読めばすむよね」
「研修内容は立派だけど、机上の空論に聞こえる」
「表面的なテクニックばかりで、現場での活用イメージが分からない」
「ファシリテーターは、あり方が重要なのは分かるけど、具体的にどうしたらいいのか」
などの感想を、ファシリテーション研修を導入した人事・経営者の方や、受講生からお聞きすることがあります。さらにファシリテーションは、「自身のファシリテーションがうまくいったのか、うまくいっていないのか」や、「自身のファシリテーターとしての強みや弱みが分かりにくい」ということなどもあります。
ファシリテーションのベーシックな知識・スキルを学ぶ研修はありますが、実際に自身がファシリテーターとしてのレベルを上げていく研修はなかなかありません。
アーティエンスのファシリテーション研修は、基礎的な内容を学びながらも、ファシリテーションの経験がある方にとっては自身のファシリテーターとしてのレベルを高めることができる研修です。本コラムでは、当社アーティエンスのファシリテーション研修に関して、お伝えできればと思います。あなたやあなたの会社のファシリテーション研修の選定のお役に立てていただくと嬉しく思います。
目次
アーティエンスのファシリテーション研修は、基礎的な内容を学びながらも、ファシリテーターとしてのレベルアップが可能な内容になっています。理由は、下記になります。
それぞれ説明していきます。
アーティエンスのファシリテーション研修は、「学術的背景と、実践知のつながり」があります。
「学術的背景と、実践知」では、ただ知識やスキルをインプットするのではなく、ファシリテーションの場で起きる批判の場や衝突の場までを扱います。知識やスキルをインプットしただけでは、ファシリテーションスキルの習得が難しいだけではなく、スキルを習得している感覚が持てません。
ファシリテーションの難しさは、二つあります。
そのため、「ファシリテーション研修で学んだ内容を、現場とつなげること」が必要です。その時に、ファシリテーションを行うときにネガティブに捉えられがちな「批判の場や衝突の場」を扱い、乗り越える働きかけでファシリテーションスキルの習得度合いを高めていきます。
具体的には、ファシリテーション研修で学んだ内容を、現場とつなげるために、下記のシステムをファシリテーション研修で創っていきます。簡単ですが、下記のシステム図の説明をしていきます。
本来、人は、「当事者意識・主体性」を持っており、「当事者意識・主体性」があれば、「コミット」が高くなります。さらに「コミット」が高くなると、「周りへの働きかけ」が活性化します。ただし、「周りへの働きかけ」が強くなると、「衝突・批判」も増え、そして「あきらめ」てしまい、「当事者意識・主体性」も弱まり、「コミット」が低くなります。
ただし「ファシリテーション研修」を通して、「対話の質」を高める方法・スキルを学ぶことで、「あきらめ」を乗り越えていきます。そもそも「衝突・批判」が起きることは悪いことではなく、新しいことを行う挑戦などがあれば、当たり前に起きます。その「衝突・批判」をあきらめたり、敵味方に分かれるのではなく、「対話の質」を高めることで、乗り越えていくファシリテーション力を身に付けます。
※ 当社 ファシリテーター研修資料より一部抜粋
ファシリテーション研修内で、サーベイを通してリフレクションを行う場を設けたり、また現場での活用をレポートで提出してもらうようにしています。
※ レポートに関しては、負担が大きくなるようなものではなく、受講生のリフレクションが進むものです。
※ 当社 ファシリテーター研修資料より一部抜粋
【参考】 ファシリテーション研修で実施するレポートイメージ
※ 当社 ファシリテーター研修資料より一部抜粋
このようにアーティエンスのファシリテーション研修は、「学術的背景と、実践知のつながり」を設けて、学習効果を高めていきます。
「社内会議のファシリテーションから組織変革のファシリテーションまで対応可能」では、ベーシックなスキルを学びながらも、より中級者・上級者向けの事例なども扱います。ファシリテーションを学ぶ理由は、「会議の質」や「対話の質」を上げることがゴールではなく、ファシリテーション研修を導入する企業様も、参加する受講生もその先にゴールがあります。
例えば、当社の事例では「M&Aを行い、部門間の壁が今までより高くなったので、対話の質を高めたい」や、「コロナ禍になっても、昔のやり方に拘る社員が多いので、もっと新しいチャレンジをしてほしい」などです。ただ、「ファシリテーションスキル」を習得するだけで終わらせるのではなく、アーティエンスのファシリテーション研修は、「ファシリテーションのベーシックなスキル」を「組織変革」につなげていくため、ファシリテーターとして初級者の方からご経験がある方にも有効な内容になっています。
下記ファシリテーターを目指す方にとっては、スキル習得の学びはありますが、当社から事例を提供することに難しさはあります。※ ご一緒に対話を通して、探求することは可能ですが、下に行けば行くほど、当社の専門外の内容になっていきます。
・コミュニティ創りファシリテーター
・社会変革系ファシリテーター
・教育系ファシリテーター
・アート系ファシリテーター
・精神世界系ファシリテーター
派遣型研修の活用事例をお伝えします。アーティエンスのファシリテーション研修は、組織変革が進み、そして受講生の変容を促す内容になっています。
【ファシリテーション研修導入前後での変化】
ファシリテーション研修導入前 | ファシリテーション研修導入後 |
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・無駄な会議が多い ・新商品開発がなかなか進まない ・既存事業に注力しているが、事業の成長は鈍化している ・昔ながらのルート営業が続いている ・大口の既存顧客が多いため、マーケティング活動を行っていない ・若手社員やエース級の中堅社員の離職が増えはじめた | ・ファシリテーター起点で、会議全体の見直しが起きる ・新商品開発のプロセスの見直しが行われる ・新規事業が立ち上がる ・営業のやり方を抜本的に見直していく ・マーケティング部が創られる ・エンゲージメント向上のPJが立ち上がる |
受講生のコメントの一部をお伝えします。
・最高の未来像を描け、そこに向かうべくビジョンを持てること!!結果として周囲も自然と巻き込んで、共に成果を導き出せるのではないか。
・色々な場面で問題は起こっており、どうファシリデーターが介入するか。場の参加者の意識の変化が大事、どう変化をもたらすことが出来るか、場の中でありたい姿の共有から、ネガティブにならずポジティブな気持ちで取めるか。変化が起こって行けば、成功循環モデルが回っていくと思う
・目的目標とそこに向かうためのプロセス、ファシリテーターの介入という全体像を事前に捉えておくことで場のホールドがしやすくなると思ったので活用していきたいです。また自分自身の成長の状態、どこにいるのかも定期的に確認し、ステップアップを目指します。
このように、アーティエンスのファシリテーション研修は、組織変革が進み、そして受講生の変容を促します。
アーティエンスのファシリテーション研修は、基礎的な内容も学びながらも、ファシリテーターとしてのレベルアップが可能な内容になっています。
ただ知識やスキルをインプットするのではなく、ファシリテーションの場で起きる批判の場や衝突の場までを扱います。
ベーシックなスキルを学びながらも、より中級者・上級者向けの事例なども扱います。
ファシリテーターとしての第一歩を踏み出すだけではなく、より実践的な力を身に付けることができます。経験があるファシリテーターの学び直しや、体系的に学ぶことも可能です。
素晴らしいファシリテーターとして、成長していくためにも、ご一緒に学んでいけると嬉しく思います。
ファシリテーター育成コースにご興味があれば、ぜひご連絡ください。