- [ コラム ]
新入社員に響く【アドバイス例文】手順と成功のポイントも解説
- 「新入社員へのアドバイスの仕方が分からない」「新入社員がアドバイスを素直に受け取ってくれない」「新入社員へアドバイスすることがトラブルに発生しそうで怖い」新入社員へのアドバイスは、とても難しいです。近年は、ハラスメントや精神的ストレスなど、
- 詳細を見る
更新日:
2023/3/17作成ー
目次
本内容は、2023年3月9日に開催された「1年目フォロー研修」の研修レポートです。
(参加企業数:5社、参加人数:13名)
・1年間あっという間でした。もうすぐ後輩が入ってくることに、不安もありつつ、楽しみです。
・任される仕事が増えてきて手一杯になっていたけれど、今日の研修で他社の皆さんと話して息抜きできたらいいなと思います。
・入社当初は、仕事を覚えることに必死でしたが、今は先輩のフォローもできるようになってきて自信が持てるようになりました。今日の研修でどんなことをするのかが楽しみです。
・成長したいと思っていても、どういう風に成長したいのかが明確になっていなかったので、ビジョンを定めることができました。
・自分の業務をきっちりできるように、余裕をもって業務にとりくめるようにしたい。
・自分が成長していくためには、先輩や上司との関係性が重要だと感じたので、自分からフィードバックを求めてみようと思いました。
※ オンラインでの受講生の様子
・ポジティブリフレクションのシェア
事前課題の振り返りシートをもとに、1年間を振り返っての率直な感想や取り組んでみたこと・取り組めなかったこと・心掛けたこと・取り組んでみて気付いたことなどを、グループに分かれてシェアしていただきました。
受講生のみなさんからは、下記のようなコメントが出ていました。
・先輩に助けてもらう事が多く申し訳ない気持ちだったけど、そのおかげで今は積極的に仕事に取り組むことができている。
・ミスをして落ち込んだこともあったけど、なんでミスをしたのかや今後どうしたらミスをしなくなるかというところまで考えることができた。
・自分発信で仕事ができたら良いなと思った。後輩の成長も大事だけど、2年目では、自分自身も成長できるようになりたい。
・インタビューのシェア
事前課題のインタビューシートをもとに、直属の上司や先輩へのインタビューの内容をグループに分かれてシェアしていただきました。
受講生のみなさんからは、下記のようなコメントが出ていました。
・自分の得意なことや苦手なことを把握した上で、相談を聞いてくれた。
・上手くやっていけるのかという自信の無さがありましたが、○○さんがステップアップするためにサポートするからよろしくねと言われて嬉しかったです。
・私が発信したことを、一度やってみようか、と挑戦させてもらえたことが自信に繋がっています。
※ オンラインでの受講生の様子
ここからは、jamboardを活用し、「素晴らしい成長って何だろう?」をテーマに、ワールドカフェ形式で対話を深めていきました。
※ ワールドカフェでのアウトプット(jamboardを活用)より一部抜粋
【ワールドカフェの対話の中で受講生からあったコメント】
研修終了時に、下記コメントがありました。
・成長実感ができていなかったけど、ワールドカフェで同じ意見の方がいて、自信が持てました。
・普段は、あまり人間関係について考えることがなかったけれど、上司や先輩との関係性を築いていくことで、良い仕事ができるんだと気付きました。
・これから考えたいことが描けていなくて、目の前のことに追われているので、全体像を考えながら仕事に取り組んでいきたいと思いました。
※ オンラインでの受講生の様子
4) 講師・アテンドスタッフからのメッセージ
今回は、入社後一年間の節目として、1年目をゆっくりと振り返り2年目に向けてどのように成長していきたいかについて共に探求していきました。
「2年目社員になるにあたり、新たに考えてみたいことは?」という問い対して、受講生各々が考えを深めていく過程で、正解のない時代において、自分自身の問いを持ち続けることの大切さを認識してもらえたように思います。
新入社員と2年目社員では、周囲から求められる役割が大きく変わってきます。
2年目になって後輩ができたり、部署が変わることがあると思いますが、1年目と2年目で役割が変わってくると思います。新入社員の間は、ある程度指示通りに業務をこなしていれば良かった一方で、2年目なると、より率先して業務に取り組み、プラスαの提案や改善行動も求められてきます。まさに、より「主体的に」行動していくことが期待されます。
主体性は、周囲から言われたからといってすぐに持てるわけではありません。主体性を少しずつ育んでいくための一歩として、常に、目の前の業務の目的を考えて行動することを意識して頂ければと思います。
2年目のみなさんの成長を心から願っています。