研修・セミナーレポート

2023年1月24日 ファシリテーター研修6日目ー公開講座研修レポート

更新日:

作成日:2023.1.31

 ファシリテーター研修6日目

2023/1/31作成ー

本内容は、2023年1月24日に開催した「ファシリテーター研修6日目」の公開講座研修レポートです。受講内容や、受講前と後の変化などをレポートとしてまとめていますので、ぜひご覧ください。(参加企業数:3社、参加人数:7名、オンライン形式1クラス)

【公開講座】会議の進行術を学べる!会議ファシリテーション研修 開催中

1)研修目的、当日のアジェンダ

ファシリテーター研修は全8回行い、全体を通して次の目的を達成することを目指しています。

ファシリテーターが起点となり、会議や勉強会・社内研修の品質を高める。
そしてその結果、事業の成果創出と、組織力の向上を促す。

今回はその6回目ということで、ロジカルシンキングを通して、議論を構造化する方法を学び、対話・ディスカッションの質を上げていくことを目的に実施しました。

研修は、次のような流れで行いました。

アジェンダ

・チェックイン
・前回の振り返り
・ロジカルシンキングとは
・ロジカル・ディスカッション
・チェックアウト

2)受講者の研修の始めと終わりでの変化

研修の始めと終わりに、「今の正直な気持ち」や「気になっていること」「感想」などをありのままに、1分程度で話す時間を設けています。チェックインとチェックアウトの中で出てきたコメントから、変化を感じることができます。

チェックインのコメント

・午前中に社長とMTGしていて、ファシリテーション研修の話をしたら「学ぶだけじゃなく、使えるようになってこい」と送り出されてきましたので、より一層、気を引き締めていきたいと思います

・社長がロジカルシンキングが大好きで、自分は今頑張って向き合っているところです。今日の研修を通して、ロジカルシンキングを強め、新しい自分になれたらいいなと思います

・午前中バタバタしていて、ギリギリの入室になってしまいました。時間に余裕を持って入ってた方が良いな、と改めて感じています

・もう皆さんとも顔馴染みになってきたので、安心して話せています

・ロジカルシンキングに苦手意識があるため少し不安ですが、頑張りたいです

ファシリテーター研修 受講者の様子 ※ オンライン研修での受講生の様子

チェックアウトのコメント

・ロジカルシンキングの型を使うことで、自分も話している内容が腹落ちしやすかったなと感じました。この感覚を参加者に自分が与えられるようにしたいです

・今日学んだロジカルシンキングをファシリテーターとしてどう活用するのかをまだ落とし込めていないので、やりながら見つけていきたいです

・ロジカルシンキングを組み立てながらファシリテーターをやることの難しさを感じました。ロジカルシンキングは型がいくつかあるので丸暗記してでも食らいついていかないといけないなと思います

・ベーシック技術をいかに頭に叩き込んでおくかが重要と実感したので、その練習を頑張りたいと思います

ファシリテーター研修 受講者の様子 ※ オンライン研修での受講生の様子

チェックインの段階では、ロジカルシンキングというワードの印象が強かったようで、多くの方が仰っていました。ロジカルシンキングに意識が強まっていることが分かります。

チェックアウトでは、ロジカルシンキングをファシリテーターとしてどう使っていくかに焦点が当たっており、研修でのワークを通して難しさと価値を感じていただけたようでした。

3)研修内容

ロジカルシンキングとは

今回扱うロジカルシンキングとは、「誰が見ても適切かつ納得性がある「結論」や「理由」を考察・説明する為の手法」と定義しています。 ロジカルシンキング ファシリテーター研修 ※ 当社ファシリテーター研修資料より一部抜粋

ファシリテーターがロジカルシンキングを活用するゴールは、限定合理性を目指すことです。今ある状況・情報で合理的な判断をしていくことを目指します。

議論を構造化するためのファシリテーターとしてのベーシックスキルは、こちらになります。 ロジカルシンキング ファシリテーター研修 ※ 当社ファシリテーター研修資料より一部抜粋

これらのスキルについて、具体的に解説し、スキルの理解をしたところでワークに入っていきました。

Work : ロジカル・ディスカッション(1回目)

講義で学んだロジカルシンキングを使って、早速ディスカッションをしました。1時間の議論を踏まえて発表し、他のメンバーや講師からのフィードバックを受けて、良かった点や改善点を認識しました。 ロジカルシンキング ファシリテーター研修 ※ 当社ファシリテーター研修資料より一部抜粋

【グループA】

テーマ:アフターコロナに必要な営業力とは?

ファシリテーター研修 受講者の様子 ※ オンライン研修での受講生の様子

【フィードバック】

フィードバックの観点:自分がこのファシリテーターだったら、どのように介入するか?

・メリット・デメリットが誰目線かがわかりづらかったので、整理できると良いかも

・教育すべきことはについて、BeforeコロナとAfterコロナで何が違うのかがわからなかった

・afterコロナって具体的にいつのことをさしている?

・目標が漠然としていて、1時間の議論で終われないような内容になっているため「コロナ前以上の成果を上げるための教育を考える」とか「コロナ前以上の成果を上げるための対策を考える」とかにした方が良い

・BeforeコロナとAfterコロナがMECEになっておらず、結論に繋がるロジックが理解できなかった

・リアルとオンラインを分けるより、「ハイパフォーマーの営業がコロナによって、変わったところと変わらなかったところ」などを可視化できると、教育方法に活かすことができるようになるのではないか

【グループB】

テーマ:withコロナによるマーケット予測の難易度が高まる中で、商品開発はプロダクトアウトとマーケットインのどちらがいいのか?

ファシリテーター研修 受講者の様子 ※ オンライン研修での受講生の様子

【フィードバック】

フィードバックの観点:自分がこのファシリテーターだったら、どのように介入するか?

・それぞれのメリット・デメリットをもう少し深く掘っていくと良いのでは?(マトリックスでまとめたり)

・市場の規模でプロダクトアウトとマーケットインの一般論を入れると、視野を広げるときに役立つかも (今回は1時間という時間が決まっているため、自社に絞ったディスカッションでOK)

・おーいお茶という具体例の使い方について
 ▶自分達の業界だけに絞ってしまうと視野が狭まってしまうので、一度視野を広げてみるという点においては良い
 ▶ただ、おーいお茶だけにフォーカスしてしまって良いのか?という疑問はある

・目標が漠然としていて、1時間のディスカッションで終われないような内容になっているため、目的・目標を見直しましょう
 ▶この会議においての目標が無いと、終着地点がわからなくなってしまう
 ▶例えば、「プロダクトアウトとマーケットインを判断軸を出す」とか「プロダクトアウトとマーケットインを決める」とか

フィードバックを受けて感じたことや疑問点を話していただきました。

質問:目的・目標を考えるときに1時間でどこまで決められるのかを、どう判断したら良いか

【講師からの回答】
今回の会議で、どこまでの結論を出したいかに合わせて設定します。ただ、希望は○○までだけど現実的には難しいのではないか、と思うこともあると思います。その時は、現実的にどこまでできるかを判断して目的・目標を設定する、という方法で良いと思います。

感想:ロジックに当てはめて進めないと、相手には繋がらないなと感じた

【講師からのコメント】
ロジカルシンキングは、大きく2つの役割があります。

1、情報の整理
2、仮説を設定して仮説があっているかの判断

これらの特徴を利用して話を進めていくと、参加者もファシリテーターとしても分かりやすくなります。「論点を確認・整理する」、「分ける・まとめる」、「言語化する」、「結論を導き出す」の4つのポイントを意識することで、ファシリテーターとしてロジカルシンキングになっているかを確認しながら進めていきましょう。

Work : ロジカル・ディスカッション(2回目)

1回目のフィードバックと、「論点を確認・整理する」、「分ける・まとめる」、「言語化する」、「結論を導き出す」の4つのポイントを意識して再度ディスカッションを行いました。

【グループA】

テーマ:アフターコロナに必要な営業力とは?

ファシリテーター研修 受講者の様子 ※ オンライン研修での受講生の様子

【フィードバック】

フィードバックの観点:自分がこのファシリテーターだったら、どのように介入するか?

・withコロナにおいて、営業方法で変えたこと・変わらないことについて、カテゴリーされていると、よりハイパフォーマーの分析が深まりそう

・ファシリテーターとして介入する場合は「せっかく良いアイディアが出てきたので、プロセスでまとめてみましょうか」などの声をかける

・最終結論の対策も、マトリックスで出すと視覚的にも分かりやすくなるので、参加者の理解が深まりそう

【グループB】

テーマ:withコロナによるマーケット予測の難易度が高まる中で、商品開発はプロダクトアウトとマーケットインのどちらがいいのか?

ファシリテーター研修 受講者の様子 ※ オンライン研修での受講生の様子

【フィードバック】

フィードバックの観点:自分がこのファシリテーターだったら、どのように介入するか?

・目標が明確になっていた点が良い

・マトリックスを使って、プロダクトアウトとマーケットインの比較をしているが、今回の目標だったら、マトリックスの横軸をたくさん出していくだけで良かったのではないか

・マトリックスのグルーピングをして抜けもれダブりが無いように確認できると良い

フィードバックを受けて感じたことや疑問点を話していただきました。

【感想】
・自分の大雑把な性格が出てしまって、ところで満足しちゃうところがあるな…

・フローとか型をあまり使えていないなと感じた

・項目をたくさん出してそこからマトリックスでまとめていくと、考えやすくなるかも

・1回目よりも2回目の方が分かりやすいアウトプットになっていたことを自分でも実感できた

1回目と2回目の質の差を感じていただけたのではないかと思います。

4)講師・アテンド所感

今回は、ロジカルシンキングを通して、議論を構造化する方法を学び、対話・ディスカッションの質を上げていくことを目的に実施しました。

ご参加者の中には、ロジカルシンキングに苦手意識があると仰っていた方もいました。ただ、講師から、ご自身がロジカルシンキングが苦手でも、ファシリテーターとして参加者がロジカルシンキングをできる状況にすれば良いという話を受けて、少し安堵している様子を伺いました。

ロジカルシンキングをうまく活用するためには、常に目的と目標を意識することが大切です。目的・目標から話が外れたときに軌道修正するのもファシリテーターの役割です。ロジカルシンキングは、型のパターンがある程度決まっているため、それらの型を覚えておくとファシリテーターの働きかけにより、参加者の思考のスピードが早くなり、会議体をスピード感を持って進めることができます。

本日のワークを見ていて、MECEで分けて考えることが少し弱いかもしれないと感じましたので、大切に扱っていただけたらと思います。「論点を確認・整理する」、「分ける・まとめる」、「言語化する」、「結論を導き出す」の4つのポイントを意識して、ロジカルシンキングも用いながらファシリテーターを進められるように、練習していきましょう。 本研修の内容及びファシリテーター研修のご案内資料は、下記よりダウンロードいただけます。
1日1名様からのご参加が可能です。ご興味をお持ちの方は、ぜひダウンロードください。

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