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[ コラム ]
【事例付き】新入社員研修の内容例!成功のカギを深掘り解説
- 社会人としての土台を築き、活躍人材へと育成するための最初のステップである新入社員研修。本コラムでは、新入社員研修で取り入れるべき内容例や効果を高めるためのカギ、そして事例を詳しく紹介します。本コラムを参考に新入社員研修の内容を選定し、新入社
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本内容は、2024年4月3日に開催した「ビジネスマナー研修」の公開講座研修レポートです。受講内容や、受講前と後の変化などをレポートとしてまとめていますので、ぜひご覧ください。
目次
信用を積み上げるために必要な、相手と場に応じたビジネスマナーを習得することを目的としています。
ビジネスマナーは、「型」をただ覚えるのではなく、マナーを実践することの意義や影響範囲を考えて、その必要性も理解していくことが何より重要です。
本研修では、ロールプレイングや間違い探しを通じて、ビジネスマナーの必要性や「型」を実践的に習得していきます。
ビジネスマナーを単なる「型」をとして覚えるのではなく、ビジネスマナーを実践することの意義や目的から理解します。その上で、ビジネスマナーを実践することで得られる相手からの信用や関係構築などの影響を知ります。
どんなに完璧なビジネスマナーでも「相手目線」が欠けていては、本来の意味を成しません。ロールプレイングや間違い探しワークを通じて、相手や状況によって受け取る印象に多様性があることを理解し、相手や場に応じたビジネスマナーを習得します。
ビジネスマナーは単に堅苦しいものではなく、自身の個性(強み)を発揮できるツールでもあります。ワークを通じて、そのことを理解し、ビジネスマナーを実践することへの不安や苦手意識を軽減します。
1. ワールド・カフェ (素晴らしいビジネスマナーとは?)
2. ビジネスマナー基礎(挨拶・敬語・身だしなみなど)
3. 対面コミュニケーション(身だしなみ、訪問・来客応対など)
4. 電話応対コミュニケーション(取次・伝言・社用携帯でのマナーなど)
5. 文面コミュニケーション(ビジネスメール・チャットなど)
6. 本日の振り返り
研修の始めと終わりに、「今日の研修で期待すること」や、「気づき・感想」などを話す時間を設けています。研修の初めと終わりの中で出てきたコメントから、変化を感じることができます。
・言葉使いが苦手なのでしっかり学びたい。
・相手を不快にさせず相手といい関係を築けるようにするためのマナーを身につけたい。
・わかっているんじゃないかなという部分もあるが、できていない部分もあると思うので、できていないところに気づけたらいいなと思う。
・会社のイチ社員であることを意識し、ちゃんとした言葉使いを身につけたい
・あれだけ嫌だったビジネスマナー研修が、今回の授業を通して本質を楽しく学ぶことができました。マナー=礼儀・作法だけでなく、円滑に仕事を進めるため、良い仕事を進めるためのスキルとして学んでいきたいと思います。
・素晴らしいマナーは、相手を思いやること、気遣い等をふくめたものであり、これから特に意識したいと思った。
・今後仕事をする上で、共に働く人々や社内外の方と円滑に関われるよう早く身に着けたいと思った。
・マナーは環境に影響を与え、それによって企業にも、自分にもポジティブなサイクルにつながることを感じた。
当社の新入社員研修では、新入社員のインサイドアウト(新入社員の内側からの変容)を促し、研修に主体的に取り組んでもらうためのきっかけとしてワールド・カフェを行います。
※ワールド・カフェとは、カフェのようなリラックスした雰囲気の中で、少人数に分かれたテーブルで自由な対話を行う対話手法の一つです。
ワールド・カフェでは、マナーとは何か?について対話を通して、理解を深めていきました。
※ 研修でのグループワークの様子
問い
・round1 社会人にとって、組織人にとって、素晴らしいマナーとは何だろう?
・round2 素晴らしいマナーを身につけながらも、自分らしさを大切にするにはどうしたらいいのだろう?
・round3 素晴らしいマナーができ、自分らしさを大切にすると、私たちにどのような影響が起きるだろう?
アウトプットとして出てきた内容は次の写真のような内容でした。
※受講生のアウトプット
ワールド・カフェでの対話を通して、マナーの基礎と自分らしさを掛け合わせることで、自分も仕事がしやすいし、会社にも良い影響を与えられる、という気づきを得ているようでした。
ビジネスマナー基礎(挨拶)
間違った挨拶をしている動画を見て間違い探しを行い、その後、実践を通して挨拶を身につけていきました。
※ 研修でのグループワークの様子
お互いにお辞儀の角度を確認しあいながら、ビジネスマナーの基本となる挨拶を実践を通して学びました。
仕事でよく使う言葉の敬語・尊敬語・謙譲語などを確認し、練習を繰り返す中で社会人にふさわしい言葉づかいを自然と出せるように馴染ませていきました。
言葉づかいの間違い探しでは、違和感にも気づけるくらい敬語に慣れることをお伝えしました。
※当社、ビジネスマナー研修テキストより抜粋
言葉づかいに課題意識を感じている方が多くいましたが、受講生同士で問題を出し合いながら練習して、社会人として適切な言葉づかいを身につけようとしていました。
3Sや出社/退社の大原則についても改めてお伝えしています。
※当社、ビジネスマナー研修テキストより抜粋
基本的なことではありますが、改めて理解した方が多かったように見えました。
社会人らしい身だしなみとはどのようなものかを考え、自身の身だしなみが問題ないか新入社員同士で確認し合いました。
社会人の身だしなみとはどのようなものかをグループで対話してもらうと、次のような意見が出てきていました。
ワーク時の受講者コメント
「視覚情報の印象は強いから身だしなみを気を付けるのはすごく重要だよね。」
「自分の仕事に支障がないような身だしなみにしないとね。」
「自分の軸は持ちながらも、周囲との調和も必要なのかなと思う。」
身だしなみについては、下記のようなメッセージも伝えています。
※当社、ビジネスマナー研修テキストより抜粋
身だしなみとおしゃれの違いを意識しながら考え、社会人として適切な身だしなみは相手が不快を感じないように整えることだということを理解していきました。
来客や訪問の時に必要になる、名刺交換や訪問時の対応について、実践を通しながら学んでいきました。
※ 研修でのグループワークの様子
間違いの動画を見ても違和感を感じる箇所がないというコメントが多く、名刺交換についてイチから学ぶ方が多かったです。
そんな中でも研修の中で実践を繰り返し、名刺交換の言動に慣れていきました。
また、受付や相手と別れる際に行う会話や対応についても学びました。
スクリプトを見ながら練習を繰り返すことで、来客・訪問の対応のイメージを持って対応を行えていました。
電話対応について、動画での間違い探しと実践を通して学びました。
実践してみた感想として、受講者からは次のようなコメントが出てきていました。
ワーク時の受講者コメント
「めっちゃ緊張する…」
「相手の会社名とかを噛んでしまいそうなので丁寧に言うことを意識しないと…!」
「慌てずに落ち着いてゆっくりやることを心かけたい。相手を不快にさせないようにしたい」
最近の新入社員は電話をする経験が減っており、電話対応に苦手意識を持っている人が多いです。電話対応については慣れが必要になるため、今回のスクリプトを参考に、相手のことを考えた電話対応を行えるようにしていただきたいです。
文面でのコミュニケーションとして、資料やメールの書き方についてワークを通しながら学びました。
メールの書き方については、商談での訪問後にお客様へのお礼メールを作成するワークをグループで行いました。
※当社、ビジネスマナー研修テキストより抜粋
その中で作成されたアウトプットは次のような内容になります。
各グループのアウトプットをみることで、新入社員同士で学び合っていました。
ワーク時の受講者コメント
「「弊社と貴社」で連動しているとみやすいなと感じた」
「「ご遠慮なく」って書いてあると受け手は連絡しやすそう」
「「ご連絡いただけると」っていう具体的なアクションを提示してあるのいいね」
自分が受け手としてメールを読んだ時に、どのような書き方だと受け取りやすいか、ということを客観的に感じ、メールを作成する上で意識すべきことを自分なりに理解していただけたようでした。
アーティエンスのビジネスマナー研修は、新入社員自身がマナーの大切さや楽しさに気づき、それぞれの自分らしさを活かした素晴らしいマナーについて考える内容になっていることが特徴です。
マナーというと「やらなければいけないもの」「一般的なルール通りに行うもの」「面倒臭いもの」というようなネガティブなイメージを持っている方が多いです。
しかし、適切なマナーを身につけていると、相手だけでなく自分にとっても良い状態がつくられます。このことに新入社員が自分たちで気づき、納得できると、マナーに対する嫌悪感はなくなり、積極的に行いたいと思えるようになります。
マナーで一番大切なことは「相手を気遣う心」です。
基本的なマナーを完璧に覚えても、ルール通りにいかない部分も多々出てきます。
イレギュラーが多く発生するマナーだからこそ、どのようにしたら相手を気遣えるのかを自分なりに考えて行動する力を磨き続けてほしいです。
※本研修の内容及び24年度新入社員研修のご案内資料は、下記よりダウンロードいただけます。
研修の詳細について詳しく説明しておりますので、ぜひダウンロードください。