アーティエンス株式会社 ARTIENCE

導入事例

部次長のスキルの底上げと関係性強化を図りたい
-株式会社ブロッコリー様

株式会社ブロッコリー様

概要

企業
プロフィール
1994年創業。
コンテンツ(アニメ・ゲーム・音楽・映像・カードゲーム)企画・製作ならびにキャラクター商品の企画・製作・販売を展開。TVゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪」、トレーディングカードゲーム「Z/X」など、サブカルチャーのみが持つ美しさと感動を商品化し、世の中に発信している。
課題 上司の指導方法や管理方法に対する苦言が見受けられた
実施内容 ・部次長向けに、次世代リーダー研修(6~7月に3日間、および9月のフォロー研修)
・2015・2016年度新入社員に対し、13日間の新入社員研修
効果 ・チーム力が強化
・研修内の『内省』という言葉が、全社の共通言語になり始めている
・「マネジメント層の底上げ」
・「部次長間の横の繋がり」がより強化

担当者の声

サービス導入で実現したかったこと

当社では、毎年、各自に自己申告書を書いてもらうのですが、上司の指導方法や管理方法に対する苦言が見受けられ、それでは、まず部次長から研修をやってみようか、と役員会議で決まったのが始まりでした。これまで研修をほとんど実施したことがなかったのですが、座学ではなくて、動きがある研修が良いと思っておりました。

アーティエンスを選んだ理由

最初は、新入社員研修もやっていただいているアーティエンスさんがいいかな、という感じでした。
12月から始まった企画段階では、何度もミーティングをお願いして、役員全員が納得いくまで企画を立て直していただきました。初めてのマネージャー・管理者向けの研修でもあり、無駄にしたくないという気持ちも強くありましたし、一緒に企画していく中で、こちらのやりたいことや想いもどんどん出てきて、希望する研修内容のハードルも、回を増すごとに上がっていきましたね。期待に応えて頂けたことは、本当にありがたかったです。

サービス導入の感想

3.5日間の研修の初日、代表と役員全員も研修に参加し、全員でワークをすることで、お互いの背景や考えの理解を高めることができました。昼食休憩では、部門の違う部次長同士が仲良く笑顔で食事している姿を見て、胸を撫で下ろしました。チーム力が強化されたと思いました。研修翌週の役員会議で、代表も嬉しそうに「あの場は素晴らしかった」と言っていましたね。最近では、代表自ら研修のワークにあった『内省』という言葉を使い、全社の共通言語になり始めていると感じます。

研修後は、「マネジメント層の底上げ」にプラスして、「部次長間の横の繋がり」がより強化されました。これまでは各部門が専門的な業務を行っているため、各々で完結してしまうことも多くありましたが、研修を通して、部次長同士の話し合あう機会が増え、相互理解がさらに深まったように思えます。
また、部次長から今度は皆で合宿研修をしようという話も持ち上がったり、全社でのボーリング大会を実施するなど、研修をきっかけに、内部で新たな動きも生み出されています。

   

受講者の声

任意の名前

研修を受ける前の状態

研修初日の導入時、今の率直な気持ちを伝える場面で皆さんにお伝えした通りですが、「正直、こんなのやっても意味ないな」という気持ちでした。
ただ、このような研修を会社がやってくれるのは有難いなあと思ってはいましたが、反面、「やってくれるのはいいけど、意味なさそうだよな…」と心の中では感じていました。

研修中の感想

実際のケーススタディに近い形式で進んだので、「実際の現場だったら、こんな感じだろう」と自分に置き換えながら、部下への話し方や接し方を学べたので、矯めになりました。ただ、相手の立場や性格に合わせて、変えていかなくてはいけないところは難しいかなあと感じていました。
6・7月の3回と9月に1回と、何回かに分けて研修を受けられたのは良かったと思います。研修をやる度に、学んだことを思い出すことができ、少し間隔を置いて9月にやったのも、前半の内容がフッと蘇ってきて良かったと思います。きっと1回だけでは、あまり意味がなかったのではないかな、と感じています。

研修後の状況

研修後、何か一つでも持ち帰ろうと考え「相手の話を傾聴する。苦手な人にも話し掛ける」ことを心掛けました。ただ、忙しいと忘れてしまいがちなので、机の上に研修テキストを置いて、常に目に付くようにしました。業務の資料がテキストの上にどんどん置かれ、一週間もすると、テキストは一番下に埋まってしまうんですよね。でも、週に一回、積み上げられた資料を片付けるようにして、その度に研修テキストを上に置くようにしました。テキストを見つける度に、「ああ、研修でこんなこと学んだよな…。会社に戻ってから、○○やるって決めたんだった…」と思い出し、やる気を取り戻していましたね。その繰り返しもあってか、相手の話を傾聴しようという意識はその間持てていた気がします。
今までは、相談が来ると、自分の思い描く、あるべき着地点になんとか持っていこうとしていたのですが、研修を通して傾聴が大切だと思い、まずは相手の話を受け止めて、相手から求められたら自分の意見を伝えようと心掛けました。「劇的に変わった!」というわけではないですが、部次長間での言葉の共有ができました。また、これまでも部次長同士で話すこともありましたが、研修後は“仲間意識”や“連帯意識”が、より高まったように感じています。

「会社のためには人を育てていかなくては」と役職・年齢的な面からうっすらとは考えていましたが、今回の研修を受けたことによって、さらに人を育てていこうと意識するようになりました。そのためか、他部署の人も意識して見ていくようにはなったように思います。
今回、上層から研修を受けたので、今後はその下も、順々に受けていってほしいと思います。研修を受けることによって、大きく変わる人もいればそうでない人もいると思いますが、私自身は変化を体感しています。下の層が受けて、どう感じるのか、そして会社が変化していく姿を、是非見ていきたいです。