心理的安全性とは、「メンバー同士が自然体で、恐れることなく意見を伝えあい、よりよくするための意識行動ができる状態」です。心理的安全性の研修で大切なことは、「仲が良くなること」ではなく「挑戦や学習が行われること」をゴールにすることです。なぜなら、仲が良くなるだけではチームのパフォーマンスは変わらないからです。チームのパフォーマンスの変化は、関係の質を土台として、挑戦や学習が行われる結果として実現します。
本研修では、心理的安全性の鍵を握る『管理職・リーダーの心理的柔軟性』からアプローチしていき、チームの挑戦と学習、そしてパフォーマンスの向上へとつなげます。
管理職・リーダーが、心理的安全性を正しく理解し、【コンフォートゾーン】ではなく【ラーニングゾーン】を創るための具体的な手法を学びます。
※「心理的安全性」と「目標への意識」の2軸のマトリックスで4象限に分けて考えます。
心理的安全性の鍵を握る、管理職・リーダー自身の「心理的柔軟性」について理解を深め、自身の言動や働きかけを見つめ直します。
事前課題やサーベイ、内省を通して、自身やチームの状態を客観的に捉えたうえで、心理的安全性の高いチームを創るために自身が変わることと、チームに働きかけることを考えます。
実施内容 | アジェンダ | 手法 |
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0. オープニング | ─ | |
1. サーベイ結果を基にチームの状況を振り返る | 個人・グループワーク | |
2. 事前講義・質疑応答~心理的安全性とは?~ | 講義、個人ワーク | |
3. 「ラーニングゾーン」をどう創るか? | 講義、個人・グループワーク | |
4. 自身の「心理的柔軟性」をどう高めるか? | 講義、個人・グループワーク | |
5. チームの心理的安全性を高めるためのアクションプラン策定 | 個人・グループワーク | |
6. 全体ダイアログ/振り返り | 個人・グループワーク | |
対象層 | 管理職やリーダー、中堅社員の方々 | |
所要時間 | 8 時間 × 1日(ご相談可能) |