あけましておめでとうございます。
新年のご挨拶をさせていただきます。
ご挨拶と共に、昨年、当社がコロナ禍でチャレンジしたことをお伝えさせてください。
私たちが、今見ている景色は、昨年の年始には誰も想像できなかった世界です。
コロナ禍が起き、一年程が経ちました。
クライシスと呼ばれる危機的状況に陥ると、世の中に大きな変化が起き、
人も組織も変わらざる得ません。
当社が大切にしていたことは、
「変化を恐れないこと。この機会を`変わるためのチャンス‘として大切に扱うこと」
でした。
with コロナの状況を、ネガティブに捉え過ぎず、
かと言って、無理にポジティブに捉えることもせず、
今起きていることをフラットに観て対応することを意識しました。
そして、組織や自身のあり方と向き合い、状態を健全に保つことを意識しました。
そんな中、アーティエンスは事業面と組織面で、それぞれ3つのチャレンジをしました。
事業面では、
①研修のオンライン化
②パルスサーベイ"Growth"の開発
③当社ナレッジ・ノウハウの情報公開の強化
組織面では、
①オフィスを手放す
②対面による打ち合わせを手放す
③評価を手放す
です。
長文になりますので、興味があるものをお読みください。
「パルスサーベイ"Growth"の開発」は、一番のおすすめですので、
お読みいただけると嬉しいです。
まずは事業面でのチャレンジは・・・
1. 研修のオンライン化
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ビジネスゲーム以外の研修に関しては、すべてをオンライン化しました。
オンライン化することで、新しい価値やご縁を生むこともできました。
当社のオンライン研修の考え方を、新人研修をテーマにして、
記事に書いておりますので、よければご確認いただければと思います。
外注先の選定・内製化のヒントになるかもしれません。
《コラム紹介 1.》
オンライン?リアル?withコロナにおける2021年の新入社員研修とは
~オンライン研修の効果を高めていくために~
https://artiencecorp.com/column/articleID=3854/
なお2021年度新人研修に関して、当社へのご依頼がある場合は、ぜひお声がけくださいませ。
下記より当社の新人研修のコンセプト資料・プログラム詳細資料のダウンロードが可能です。
https://artiencecorp.com/item/ARTIENCE2021
2021年度新人研修の企画がまだ進んでいない方は、下記記事もぜひご参考にしてくださいませ。
《コラム紹介 2.》
コロナ禍により起きた新入社員育成の課題とは?
-2020年度を振り返り、2021年度 の新入社員育成企画を考える―
https://artiencecorp.com/column/articleID=3753/
2. パルスサーベイ"Growth"の開発
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withコロナでの人材開発において、今までの方法をそのまま行っても失敗することは目に見えています。
特にOJTがまだまだ必要な時期である若手社員の育成は、難易度が増していきます。
そこで私たちは、まず新入社員の成長を促すため、
パルスサーベイという手法を用いたサービスを開発しました。
こちらは、若手社員への活用も可能です。
# パルスサーベイとは、社員の状態を把握するツールの一つです。
簡単な質問を短期スパンで繰り返し回答いただき、継続的にその数値の推移をはかります。
当社の2021年度の新人研修のコンセプトは、セルフマネジメントの強化です。
そのセルフマネジメントを促進し、
「新入社員が今まで以上に自身で成長していく力を養っていくこと」を、
願ったサービスになります。
下記より詳細説明ダウンロードできますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。
https://artiencecorp.com/item/Growth
3. 当社ナレッジ・ノウハウの情報公開
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当社の人材開発・組織開発のナレッジ・ノウハウを今まで以上に、無料で公開していくことを行っています。
大きく2点を積極的に行いました。
1点目は、経営者・人事向けオンラインセミナーの実施です。
セミナーは、6月末から開催し始め、下記6テーマを合計18回実施しました。
・システム思考で考える「コロナ禍における組織課題の優先度」探求ワークショップ
・コロナによって自社は変わろうとしているのか?
-変われない企業が変わっていくために-
・物足りない管理職には何が必要?
ー管理職への期待と現在の課題を考えるー
・優秀な若手ほど辞めてしまう会社で何が起きているのか
ー中堅・中小企業の未来をひらくために必要なアプローチを考えるー
・With コロナで活躍できる新入社員を育てる
―今、新入社員に必要なセルフマネジメント力とは?-
・テレワークにより高まる上司・トレーナーの影響力
ー現場育成を活性化するために人事ができることとは?ー
無料セミナーは引き続き予定しておりますので、
ご興味ある方はぜひご参加くださいませ。
https://artiencecorp.com/openseminar/
2点目は、10月から開始したコラムによるナレッジ・ノウハウの情報提供です。
こちらは、チャレンジの中で最も苦戦をしており、4記事のみの記載になります。
大きく改善が求められるポイントです。
# 年明けに、さらに4つの記事が追加されていく予定です。
現在、下記の記事が掲載されておりますので、よろしければ参考にしてくださいませ。
《コラム紹介 1.》
オンライン?リアル?withコロナにおける2021年の新入社員研修とは
~オンライン研修の効果を高めていくために~
https://artiencecorp.com/column/articleID=3854/
《コラム紹介 2.》
コロナ禍により起きた新入社員育成の課題とは?
-2020年度を振り返り、2021年度 の新入社員育成企画を考える―
https://artiencecorp.com/column/articleID=3753/
《コラム紹介 3.》
テレワークで高まる育成担当者(上司・トレーナー)の重要性。人事は何をすべき?
https://artiencecorp.com/column/articleID=3868/
《コラム紹介 4.》
コロナ禍の新人育成どう進めた?企業インタビューから見えた3つのポイント
https://artiencecorp.com/column/articleID=3777/
今後の掲載予定は、下記になりますので、楽しみにしていただければ幸いです。
・with コロナを組織変革のチャンスとするために経営陣が実行すべきこと
・管理職研修を成功させるポイントとやり方とは?
・オンライン研修であっても、新入社員の効果を最大限高める方法とは?
・若手社員の挑戦を阻む壁とは?
セミナーにご参加、またはコラムを読み、当社の考え方や想いに共感できる方々は
ぜひご一緒できればれうれしく思います。
次に組織面でのチャレンジは・・・
# 当社のメルマガにご登録いただいている方には、
10周年のご挨拶のメールでも報告しましたが、
想像以上にワークしており、とても喜ばしいことだなと思っています。
1. オフィスを手放す
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9月末にオフィスを手放しました
週に一度、会議室を借りて、顔を合わせていますが、
それ以外の4日間はすべてテレワークです。
仮眠を推奨したりもしています。
良かったと感じるポイントは、
・企画開発などの際に、より集中できる環境が作れるようになった
・移動時間が無くなったことで、家族と共に過ごす時間や、育児や介護もスムーズになった
・セルフマネジメント力が強化されていきながらも、
より他のメンバーのことを考えたスケジュールや仕事の進め方になった
難しいなと感じるポイントは、
・オフィスに置いていた書籍が、全社員の手元になく不便に感じる
→ kindleを一人一台持つことで、現在は解消しています。
法人ですと、書籍一冊につき6ライセンスまで可能なようです
・書類への捺印に手間がかかる
→ 角印をデータ化し、スムーズに進められるようになりました
・外部からの刺激が極端に少なくなる
→ 外部パートナーとの勉強会やランチを、オンラインで行っています
2. 対面による打ち合わせを手放す
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業務をテレワーク中心としただけではなく、いままで訪問し行っていた打ち合わせを対面(リアル)で行わないことで、新型コロナウイルス対策として人との接触頻度の大幅削減をしました。
良かったと感じるポイントは、
・新型コロナウイルスへの感染防止
・お客様との企画の共創・協働機会の増加
・交通費の大幅削減
難しいなと感じるポイントは、
・インターネット環境が不安定な時の対応
→ ZOOMに入り直したりと、改善する場合が多いです
3. 評価を手放す
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テレワークが中心になり、お互いの信頼のもとに仕事をします。
そのため「評価する・される」という考えをなくしました。
評価制度を廃止し、給与テーブルもなくしました。
社員自身で自分の報酬を決めることにしました。
3月に社員から給与の提案があるので、まだ見えていない部分が多いです。
良かったと感じるポイントは、
・自身の成果や貢献に対して、より強く当事者意識を持つ
・チャレンジすること・成長することへの意識が強くなる
難しかったと感じるポイントは、
・自身の成果や貢献を伝えることに遠慮が見える
→周りからのポジティブフィードバックを行うことで、自身の認知を広げる
・「会社の方針」と「自身のありたい姿・今求めていること」の統合の難しさ
→セルフマネジメントシート(成果・貢献などをシェアするシート)において、
「会社の方針」と「自身のありたい姿・今求めていること」の統合を意識できる内容にした
【「会社の方針」と「自身のありたい姿・今求めていること」の統合】は、
ワークライフインテグレーションやティール組織の実現を目的にしています。
以上になります。
最後になりますが、今年も皆さんと多くのチャレンジや学習の機会をご一緒できればうれしく思います。
何かあればお気軽にご連絡くださいませ。