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ABCモデル

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ABCモデルとは、人間の行動原理を現した概念です。下の図をご覧ください。

ABCモデル

人は何の目的もなしに行動するのではなく、目的や動機といった「先行条件(A)」があって 「行動(B)」を起こします。また、そこで得られた「結果(C)」によって、「先行条件(A)」は影響され、次の「行動(B)」にも関わってくる───という循環を現しています。
各要素の英文字の頭文字を取り、ABCモデルと名付けられました。

※「先行条件」はあまり使われない単語ですので、補足で説明します。先行条件とは「目標・ゴール設定」「目的・動機づけ」 「情熱」といった、行動を起こすために先行して要される理由や条件・きっかけにあたるものを指しています。

例えば──

─────────────────────────────────────────────
営業担当のXさんは、1ヶ月の受注ノルマ10件の目標を掲げて(A)、

営業を頑張ったところ(B)、

結果として15件獲得できました(C)。

勢いづいたXさんは、来月はノルマ18件を目標に新しく掲げ(A)、

営業に一層励んでいます(B)。
─────────────────────────────────────────────
といった、A→B→C→Aという循環で人は行動し続ける、これがABCモデルです。

ABCモデルの重要なところは、行動を促すのは先行条件であり、その先行条件はひとつ前の行動の結果に大きく影響されるということです。上記例の様に、行動が強化されるような正の循環なら問題はありませんが、逆に行動がうまくいかなくなると負のスパイラルに陥りやすくなる、ということもこのモデルは物語っています。

ビジネスにおいては、このABCモデルは部下育成・新人育成の際に良く扱われます。部下や行動の行動が弱まっている、鈍化しているという時は、周囲からの働きかけによって、Aの先行条件を是正・補強させていくのが効果的とされています。


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