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ファスト思考とスロー思考

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ファスト思考・スロー思考はアメリカ合衆国の心理学者、行動経済学者であるダニエル・カーネマンにより提唱されました。

人間の脳には2つの思考モードがあると言われています。
一つが「速い(ファスト)な思考」、もう一つが「遅い(スロー)思考」です。

ファスト思考は、「直感的に、過去の習慣に基づいて判断」する思考です。例えば、
───────────────────────────────────────────────────────────────────
・信号がもうすぐ赤に変わる。急いで渡ろう。
・スズメバチだ!刺されないように気を付けないと!
・この人は実績もあるし、見た感じ誠実そうに見える。信頼できそうだ。
───────────────────────────────────────────────────────────────────
といった即自的に決断に至る思考です。

それに対してスロー思考は「遅い思考、論理的-理性的」な思考です。例えば、
───────────────────────────────────────────────────────────────────
・最近睡眠不足で体調が悪いな。どうやったら改善できるだろう?
・この企画書を、より高く評価してもらう為にはどうしたら良いだろう。
・今日の予定を整理して、2時間くらいのまとまった空き時間を確保したいんだけど、
 どうしようかな?
───────────────────────────────────────────────────────────────────
といった、決断に至るまで深い考案や検討が必要となる思考です。

どちらの方が良い、というのではなく、状況に応じて人はファスト思考とスロー思考を使い分けているのですが、重要なのは、人は本能的にはスロー思考よりもファスト思考を優先的に選択する傾向がある、ということです。

例えば、【ハロー効果】。同じ内容の説明でも、自信たっぷりの好青年からの説明だと、より共感・賛同されやすくなります。その他にも、人は、本能的に慣れ親しんだものを好む傾向があります【認知容易性】。親しみを抱くもの、快く感じるものは認知されやすく、そういったとき人は直観を信じ、慣れ親しんだ状態を心地よく感じます。

これら人間が持つ本能に依りすぎると、人はスロー思考よりファスト思考を多く使う傾向が進み、本来じっくり精査して考えるべき事象についてもファスト思考にて(感覚的・直感的に)解決しようとするようになります。

グローバル化や情報の専門化、多様化が進む中、人々が直面する課題・問題はより複雑性が増してきています。そのような中、私たちはスロー思考を多く活用し、深い考察と探求を持って、現代社会と向き合っていく必要があるのではないでしょうか。

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