受け身な受講態度が気になる

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コラム :人事部のお悩み相談
<人事のお悩み相談室>
製造業/人事部門管理職
【お悩み内容】
研修をやっても、社員が受け身で、
積極性に欠けることが気になります。
業績の低迷から、しばらく研修を控えていましたが、
少し業績が回復してきたことに加え、
社員の成長速度や、社員間の意思疎通に課題感があるため、
研修を再開しました。
しかしながら、参加している社員の反応が悪いのです。
上層部からは
「研修はやっても無駄なのでは?」
という声が、再び上がってくるようになりました。
研修の場は、部署をまたいで取り組める数少ない場ですから、
私としては何とか続けたいと思っています。
できるだけ自分事として捉えてもらうため、
研修の場を利用して、今後の経営戦略を伝えたり、
社員間のコミュニケーションを促進するよう
取り組んでいるのですが…
【ARTIENCEの考え】
実施側と受講側に温度差があるようですね。
ご担当としてのジレンマが伝わります。
会社の声を代弁して企画をされていると思いますので、
「社員のために」というその思いは、とても素敵だと思います。
ただ一方で、短いご相談内容の中にも
様々な課題や目的が含まれていますね。
あくまでも憶測ですが、現在の貴社の研修は
下記いずれかの状態になっていませんか?
●よくあるパターン1
「せっかくの研修の場だから」と、短い時間にあれもこれもと詰込み、
受講側にとって内容過多になっている。
例えば、表向きはスキル・知識研修でありながら
会社側の訓示や説明時間が長く、場としての整合性が取れていない。
●よくあるパターン2
研修内容や受講生の温度感・感情を無視して、唐突に
「お互いにコミュニケーションしましょう!」
など、やらされ感が強い設計になっている。
いかがでしょうか?
与えたいものが多い場合、よほどうまく仕立てないと
1や2のパターンに陥りがちです。
さらに、研修に慣れていない受講生の場合、
場に馴染むための時間を要しますし、
インプットできる情報量にも限界があります。
二兎追う者、一兎を得ず…という諺があります。
「沢山持ち帰ってもらう」
よりも
「確実に持ち帰ってもらう」
まず「誰に対する、何のための場なのか?」を
改めてクリアにしてみませんか?
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