外部研修の学びを現場で活かしたい

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コラム :人事部のお悩み相談
<人事のお悩み相談室>
サービス業/人事部門管理職
【お悩み内容】
近年、当社は外部研修の実施を増やしています。
特に新人~若手社員については、本人たちのWILLも強く、
離職防止の意味でも、充実させてきました。
本人たちは、積極的に学びを活用しようとしてくれます。
が、残念なことに、現場の管理職が研修内容を理解しておらず、
フィードバックもままならないため、活かしきれない現状があります。
人事部から、事前にメール等で理解を促していますが、
なかなか適切にキャッチアップし切れないようです。
どうしたら、現場で学びを活かせるようになるでしょうか。
【ARTIENCEの考え】
「学びの活用」という切り口としては、大きく2つあると考えます。
○受講生個人で活かしやすいもの
→マナー(型)、関係性構築のためのコミュニケーション、
PCなどの操作スキル、業務に紐づく専門知識・スキルなど
○上司のOJTがあって初めて身に付くもの
→論理的思考力、問題解決力、
業務遂行のためのコミュニケーション(ヒアリング、要件定義)など
上司の協力(OJTなど)があって初めて身につく内容は、
やはり上司の巻き込みにおいて注意が必要です。
特に論理的思考力、問題解決力、要件定義など
コンセプチュアルスキル(概念化スキル)と言われるものは
フィードバックする側にこそ、高い理解と実践力が求められます。
また共通言語がないと、フィードバック自体が成立しないかも知れません。
上記を踏まえ、研修の実施部門としては
下記が挙げられるのではないでしょうか。
1.研修内容だけでなく、学びを踏まえた指導のポイントや方法など
OJT要綱も伝える
2.OJTの難易度が高いコンセプチュアルスキルについては、
上位階層にも取り入れる。
特に2については、
「指導する際のポイント」や
「共通言語化すべきキーワード」が
盛り込まれたプログラムが、望ましいですね。
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