「経営理念」について

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コラム :トガくんの覚書
<トガくんの覚書シリーズ>
「経営理念」について
このシリーズでは、ハリネズミのトガくんが、
調べた言葉の「定義・意味」をご紹介します。
今回は、不確かな時代にこそスポットが当たる、
「経営理念」「企業理念」という言葉です。
明確な定義の違いが見受けられないため、
この2つの言葉は、ここでは同義に扱います。
【経営理念の定義】
●経営理念とは、企業行動における基本的な
価値観、精神、信念、あるいは行動基準を表明したもの
(広辞苑)
●事業管理上,深く思うすじ・きめごと
(経営理念ドットコム)
●事業経営を行うにあたっての 経営の基本的なあり方を表明したもの。
企業の目的は何か、何のために経営を行うのか、
どのような会社を目指すのか、等を述べたもの
(中小企業家同友会全国協議会「経営指針作成の手引き」)
【考察】
つまりは、社会における自社の存在意義を言語化したものです。
経営理念の浸透と業績、
経営理念の浸透と社員のロイヤリティ、
など、結び付けて解決されているものがあります。
一般的に経営理念が浸透している企業は、
業績が良い、社員のロイヤリティが高いと言われています。
ただ重要なのは、結果ではなく、浸透までのプロセスにあります。
経営者が社員に対してメッセージを発信していること、
また管理職などがハブ的な役割を担い、咀嚼して社員に理解させていること、
これらにより、社員が同じベクトルを持っていることが
業績や社員ロイヤリティに反映されているのではないでしょうか。
【結論】
経営理念とは、社会に向けた表明であると同時に、
その組織に従属する社員のためのものでもあるんですね。
貴社の「経営理念」「企業理念」を、
社員の方々は、いつも念頭に置いていらっしゃいますか?
多忙な時にこそ、基本に還る。
そんな意味からも、時には社内で自社理念について話せると良いですね。
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