研修・セミナーレポート

3月3日開催「部下・後輩育成(OJT)研修」ー研修レポート

アーティエンスOJT研修

2022/3/14作成ー

本内容は、2022年3月3日に開催された「部下・後輩育成(OJT)研修」の研修レポートです。 (参加企業数:4社、参加人数:7名) 

現在の社会、組織で多く見られるOJT育成上の課題を実践に近い形で対応していきながら、OJTの基本的かつ重要な考え方とスキル・型を学び、現場で実践または伝播し、チーム・組織の活性化を目指すことを目的に実施致しました。  

1)研修概要

―研修テーマ・学びのポイント

アーティエンスOJT研修 # 当社OJT研修資料より抜粋  

当日のアジェンダ

1. チェックイン/イントロダクション
2. Work0 OJTと育成とは何かを考える
3. Work1-a 育成計画を立てる
4. Work1-b 部下に伝える
5. Work2 部下の行動を改善・強化する(フィードバック)
6. Work3 部下を自律・自走させる(コーチング)
7. 本日の振り返り
8. チェックアウト

2)研修当日の内容

〇 チェックイン/イントロダクション

チェックインとして
・自己紹介
・研修に期待すること・参加目的
・OJTについて、「あなた・会社が大切にしている」あり方・考え
・あなたがこの場で貢献できること・最近嬉しかったこと
についてグループでシェアを行いました。アーティエンスOJT研修

4月から直属の後輩ができるので、楽しみと緊張が混じり合っている感じです。今日の研修でしっかりと学びたいと思います。
研修に参加するのが久しぶりで楽しみです。最近OJTの担当にもなったので、知識を身につけていきたいと思います。
OJTの位置づけをどうしていくべきなのか、上司や先輩がどのように接する必要があるのかという基本的な作法を学べればと思って参加しました。
今までしっかりとした研修がなく、大変だったので、研修の重要性は共有できるのかなと思います。
●最近嬉しかったことは部下の成長です。最初は指導しても応えてくれず、一時期すごく関係が悪化していましたが、最近本人も努力して結果が出てきたことで関係性も良くなり、いい循環となっていていいなと思いました。

〇 Work0 OJTと育成とは何かを考える

まず、OJTは何のために行うのかについて考え、OJTの役割と現在の課題についてお伝えしました。
アーティエンスOJT研修
アーティエンスOJT研修
# 当社OJT研修資料より抜粋  

〇 Work1-a 育成計画を立てる

ここからのワークは、より現場での活用イメージが出来るように、ワークの合間に様々なストーリーが入ります。 まずはストーリーに出てきた新入社員の育成計画を作成し、その後育成計画をつくるうえで大切な3つのポイントをお伝えしました。 アーティエンスOJT研修 # 当社OJT研修資料より抜粋  

〇 Work1-b 部下に伝える

育成計画の作り方を学んだあとは、育成計画を育成者に伝えるロープレを実施して頂き、その後伝え方・ティーチングについてお伝えしました。

アーティエンスOJT研修
# 当社OJT研修資料より抜粋

〇 Work2 部下の行動を改善・強化する(フィードバック)

次は部下の業務改善の伝え方についてです。OJT役と新入社員役に分かれてロープレを実施して頂き、その後部下の行動を改善・強化する、フィードバックについてお伝えしました。 アーティエンスOJT研修 # 当社OJT研修資料より抜粋  

〇 Work3 部下を自律・自走させる(コーチング)

最後に部下の自発性・自律性を促すためのコーチングについてお伝えし、ロープレを通した実践を行っていただきました。 アーティエンスOJT研修    

〇 本日の振り返り

本日の研修での「気づき・発見・学び」と「もやもや・よくわからないこと・現実には難しいこと」をシェアし、講師からコメントをお伝えしました。

●「気づき・発見・学び」

受講生
受講生
育成計画書をしっかり作るのが衝撃的だった。そこまで作れていなかった。

育成計画をしっかりと作成した方が新入社員の立ち上がりは圧倒的に早くなります。計画を立てていないと、現場社員の部下育成の意識の差によってほったらかしになりかねなっかったり、育成環境にもばらつきが出るためです。入社してから1か月分程度はカレンダーに予定がある状態を目指せると良いかと思います。

講師
講師
受講生
受講生
育成計画をつくる時点でグレーゾーンをつくらないことが必要なのではないかと思った。

グレーゾーンの無い育成計画を作ろうとすると、2つ課題がでてきます。

1つは全て決めることは難しいことが上げられます。日々多くのことが変わりますし、新入社員ごとにカスタマイズしていくことも必要になります。2つ目がトレーナー・上司側で全て決めてしまうと、仕事が作業になります。新入社員が受け身になってしまうというためです。そのため、つくり込むところと、相手に考えさせるところを考えて、作成して頂くと良いと思います。

講師
講師
受講生
受講生
フィードバックの時に相手のコンディションにあわせることが必要だと分かった。
フィードバックを行う前にトレーナー側でしっかりとした準備は必要です。ただし実際にフィードバックを行う際には準備したものを手放して、新入社員・若手社員に対して向き合っていただくのがいいかと思います。
講師
講師

●「もやもや・よくわからないこと・現実には難しいこと」

受講生
受講生
詳細な育成計画を作れるのか?人によって職場やトレーナーが変わることもあるため、綿密に作るのは難しいのではないか。
まずはできる範囲からうながすことが重要だと思います。小さくても変えていくことが、育成文化を育んでいきます。簡単なものだと、サンプルを共有して、目指して欲しいレベルを伝えることはできるのではないでしょうか。もう少し踏み込んだ内容としては、現場で作成して頂いた育成計画書によって育成カルチャーを作ること」を目的と伝えます。そして最終的に人事や組織が判断することを事前にお伝えし、フィードバックをしながら現場と人事で作成していくことも一つのやり方です。

下記の資料は、トレーナーのアサインから、スキル習得、現場でのフォローなどのプロセスごとの進め方になります。ご参考にしてください。

また、トレーナーが変わる場合は、申し送り書を作成して共有している会社様もあります。申し送り書自体を、新入社員とトレーナーが作成し、その後新しいトレーナーと共にその申し送り書を使って、1on1をしているそうです。

講師
講師

アーティエンスOJT研修

※ 当社、人事向けセミナー「テレワーク環境でも、新入社員・若手が自律・自走する育成とは?」の資料から抜粋

受講生
受講生
トレーナーの育成が難しい。トレーナーの評価、報酬をどうするのか。
他社の事例としてお伝えすると、トレーナーの任命式を行い、その後研修を行い、意識醸成とスキルの授与をしています。人事がトレーナーとの1on1等を行いフォローしている会社もあります。トレーナーとして誇りを持って望んでもらえるような環境創りは考えて頂けるといいのかなと思います。報酬制度はなかなか変えられないことや、悪影響も出るので、新入社員とトレーナーに対して月一ランチ代を会社から支給し、コミュニケーションの活性化を行っている会社もあります。
講師
講師

〇 チェックアウト

研修終了時に、下記のようなコメントがありました。

●皆さんと意見交換することで新たな発見もあり、フィードバックも響くことが多くて学びの多い時間でした。楽しかったです。
●いい疲れを感じました。社外の人事の方と一緒になることはないので、新しい視点をもらって勉強になりました。
●内製での研修では自分が教える立場になるので、相手に合わせてカスタマイズできるようにしていかないといけないなと思いました。
アーティエンスOJT研修    

3)受講生のアンケートのコメント

皆さまそれぞれ気づきを得て、現場でどのように活かしていくのかを考えて頂いていました。

どこまで部下の過程を見られるのか、どこまで信用できるのか。思い切って任すことができるようになりたい。
●フィードバックやコーチングをする際には相手の精神状態の把握も必要だと強く実感しました。そのような状態を判断するにも日頃からコミュニケーションをとり信頼感を持ってもらえるようにしなければいけないと思いました。
●今までコーチングだと思って実施していたものはただの共感であるということ。これを知っていればもっと相手の心情に寄り添えたかなと思います。
●スモールスタートでも実施してみることが大事なことを改めて実感しました。以前、御社のセミナーに出て”ステータス化する”の例としての社内報に掲載案を今年実施しました(顔写真が社風から拒否されてしまい氏名・コメントだけになってしまいましたが・・・)。来年は計画書のサンプルを展開してみようと思いました。
●ファシリテーターと同じで、知識スキルも大事ですがやはりあり方が大事なんだなと思いました。また自分が受け手としてコーチングを受けた時に考えや感情が前向きに変わる体験をし、ここにすごい学びがある気がしています。
●最も貴重な学びとなったことが「計画表を綿密に作り込むこと」の大切さでした。まもなく新卒の方が入社されますので、そこまでにきちんと作成し、且つメンバーにも共有をしていきたいと思います。
●もっと深くメンバーと関わりたいな、と思いました。今ができているできていない、ではなく、今よりさらに知ろうとすること、そしてその矢印をメンバーに向けて発信することを意識してまいります。

4)講師からのメッセージ

成長には技術的成長と精神的成長があります。 技術的成長と精神的成長# 当社OJT研修資料より抜粋

技術的成長の方が成果が分かりやすいため、技術的成長に逃げやすくなりがちですが、皆さんには部下の精神的成長も大切にして欲しいと思っています。特に新入社員に対してわがままだなと思うところもあると思いますが、相手と真剣に向き合い、新入社員をを信じるということを大切にして頂きたいです。

本日はありがとうございました。

5)OJT研修のご案内

2022年5月19日(木)10:00~18:00に、本研修と同じ内容で実施致します。

新入社員が入社し、OJT育成がメインとなるタイミングに合わせて、トレーナー担当者や人事の方にご参加頂き、新入社員の成長に伴走して頂ければと思います。

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