研修・セミナーレポート

「テレワークの中、OJTで1 on 1を行ううえでカメラ有無の効果の違いはありますか?」 セミナーレポート

テレワーク環境でも、新入社員・若手が自律・自走する育成とは?     本内容は、2月8日開催のセミナー『テレワーク環境でも、新入社員・若手が自律・自走する育成とは?』のセミナーレポートです。 今回、12名の人事・経営者の方にご参加いただきました。(参加企業の業界:証券業界、報道業界、IT業界、ソフトウェア業界、医療業界、エネルギー業界)  

1)セミナー概要

テレワーク下での若手・新入社員育成に迷っている、上手くいかない、というお話をよく伺うようになりました。 育成現場では具体的にどのようなことが起きているのでしょうか。   本セミナーでは前提としてのOJTトレーナーの役割の確認を行い、テレワーク環境によって生じた3つの課題とその対応策について、事例を交えてご紹介しました。 テレワーク環境でも、新入社員・若手が自律・自走する育成とは? ※ 当社「本セミナースライドより抜粋」  

当日のアジェンダ

当日は、以下のアジェンダでお話をさせていただきました。

●育成担当者の役割とは ●現場育成におきた3つの課題意識と変化 ・育成担当者の影響力の増加 ・テレワークでの仕事の渡し方 ・モチベーションフォローの限界 ●現場育成を活性化するために ・3つの課題意識にどう対応していくか ・対策事例 ●自社が取り組むべき現場フォローとは

3つのポイント

☑withコロナ・テレワークでの育成課題を整理できる ☑現場育成を活性化させるためのポイントが分かる ☑他社の具体的な事例を知れる

 

企業事例

セミナーでは、育成に対する意識の低さ・スキル不足を懸念し弊社にご相談いただいた、従業員100名弱の日用雑貨・化粧品会社様の事例をお伝えしました。 このお客様の課題は以下の3つでした。 1,テレワークによる育成のトレーナー任せ状態 2,テレワーク環境での、仕事を教えるスキルが足りない 3,テレワーク環境での、モチベーションフォローが難しい 3つの課題について、解決していきました。   1、テレワークによる育成のトレーナー任せ状態 については、OJTトレーナーの任命式の実施や、OJT研修の導入、パルスサーベイの実施など組織からの支援を行うことで、OJTトレーナー自身の当事者意識・主体性を育み、育成へのコミットを高めていきました。 2、テレワーク環境での、仕事を教えるスキルが足りない については、指示だしを丁寧に行う部分と部下に考えさせる部分(共に考える部分)を明確にすることを研修でお伝えしました。 3、テレワーク環境での、モチベーションフォローが難しい については、育成している後輩のパルスサーベイの状態を人事から共有して頂きフォローしやすくして頂いたり、OJTトレーナと育成している後輩が合同で研修に参加して頂き、関係性を深める場として活用して頂きました。 従業員100名弱の日用雑貨・化粧品会社様の事例 ※ 当社「本セミナースライドより抜粋」 このようにテレワークで生じた課題を細かく確認し、施策を行うことによって、OJTトレーナーとしての自覚を持ち、育成に力を入れてもらえるようになったと人事の方からお話を伺っています。 OJTは自分の業務以外の業務が発生するため、OJTを行う意味を理解してもらえないままだと、仕組みはあるけど活用されず、部下を放っておいてしまう方もいらっしゃいます。 また、自身がOJTを受けていないと、何をどのように教えればいいかも分からないでしょう。 そのため、自組織のOJTで生じている課題の背景を確認し、そのうえで施策を検討して頂けると良いかと思います。自組織内で背景を考えるのは、自組織の文化が当たり前になっているため気が付きにくいこともあります。そのような際には私たちのような会社にご相談いただければと思います。  

2)質疑応答

ここからは、セミナー受講者からの質問・感想について、共有していきます。

1 on 1について伺いたいのですが、オンライン上で行ううえでカメラ有無の効果の違いはやはり大きくあるものでしょうか?
 
目的によって選択することが大切ですが、基本的にはカメラをONにすることを推奨しています。 理由としては、上司・トレーナーが、部下やメンバーの様子を観察することができるためです。 リアルでの対面と比較すると、オンラインだと顔周りしか写らないため下半身にどのような動きがあるのかは見えないですが、画面上で見える範囲だけでも様子を観察することができると、受け取れる情報量が増えます。 また、トレーナー側もカメラをONにして少し大き目なリアクションを取ることによって、後輩に安心感を与えたり、想いを伝えることもできます。 言葉だけでなく表情を見せあうことで、お互いより多くの情報を得ることができるということが特徴です。   その一方で、カメラをOFFにしても効果がある場合もあります。 それは内省を促す場合です。深く振り返りを行う際は、カメラをOFFにする方が、内省しやすい環境になります。 ただ、この場合は、お互いの関係の質が高いことが条件になるため、自分たちの関係の状態に合わせて必要に応じて活用してみて頂けるといいかなと思います。
  その他、セミナーではお伝えしきれませんでしたが、参考情報として下記のコラムをご紹介致しました。 ■2022年度新入社員ってどんな人?~時代にマッチングする新入社員育成を考えるために知っておきたいこと~進むテレワーク・研修のオンライン化、新入社員の孤立を防ぐ方法は?テレワークにおいても効果的な1on1を進め、定着させていく方法とは?テレワークによる環境変化、OJTの役割はどう変わる?  

3)受講者の声

セミナーを受講したきっかけ

テレワーク環境でも、新入社員・若手が自律・自走する育成とは?   「若手・新入社員の育成が必要だと考えており、そのための情報収集」と「テレワークでの育成に対して漠然とした課題を持っており、明確にしたい」という2つの目的が多くありました。  

セミナー受講後の感想

旧態依然としたものではなく、Z世代と言われる層やテレワークを視野に入れた取り組みをしていらっしゃると感じた。 途中話にあがったサーベイの意義や研修の本当に意義のあるやり方についてはまさにその通りだと思った。 在宅勤務を主体とする働き方の中での新人教育について考えており、大変貴重なセミナーになりました。ありがとうございました。    

4)部下・後輩育成(OJT)研修のご案内

部下や後輩、新入社員を戦力化していく為のスキル・ノウハウ、そしてスタンスを実務に近いワークショップ形式でしっかり学び、現代で求められる部下育成(OJT)がどんな在り方なのか体感できる公開講座を開催いたします。 時代の変化が激しく、多様な価値観の中、求められる部下育成をお伝えします。 アーティエンス株式会社_部下・後輩育成(OJT)研修   OJTトレーナーの方々・OJT研修をご検討中の人事ご担当者様やご責任者様はぜひご参加ください。 ■日程 2022年3月3日(木)10:00~18:00 2022年5月19日(木)10:00~18:00 ■場所 オンライン プログラム内容や、研修受講後に期待される効果、受講者の声、そしてお申し込みはコチラから! ご質問やご相談等ございましたらお気軽にご連絡下さい。  

5)次回セミナーのご案内

当社では、人事・経営者向けのセミナーを開催中です。 ■3月1日(火) 13:00~15:30 優秀な若手ほど辞めてしまう会社で何が起きているのか ~中堅・中小企業の未来をひらくために必要なアプローチを考える~ ■3月18日(金) 13:00~14:30 【無料/参加型オンライン勉強会】 1年間のリフレクションワークショップ—振り返って育む、活躍の種— お申込み・詳細については、コチラよりご確認ください。