2022/1/4作成ー
あけましておめでとうございます。 昨年は多くの共創・協働の機会をいただき、ありがとうございました。 今年もよろしくお願いいたします。
新年のご挨拶をさせていただきます。
ご挨拶と共に、昨年、当社がチャレンジしたことと、今年チャレンジしたいことを、お伝えさせてください。
コロナ禍は続き、VUCAと言われる世界が加速しています。 このような時だからこそ、私たちはアジャイル(目的・目標に向けて、素早く動き成功・失敗することで学び、環境に適応する) に動いてきました。アジャイルと聞こえはいいですが、多くの失敗もありました。社員一人ひとりの中で、葛藤も、恐れも、諦めもありました。それらと向き合った一年ではないかと思います。
この状況を乗り越えるために、私たちは、対話を大切に扱い、「私たち自身を信じ、向き合うこと」を意識して過ごしていました。
目次
下記のチャレンジを行いました。
・with コロナに適した研修プログラム開発
・人事・経営者の人材開発を学ぶための対話の場
・コミュニティ創り
・当社のナレッジ・ノウハウの情報公開加速化
・MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の再定義
・働き方の多様化の促進
・越境による学習機会
11周年のご挨拶で、中間報告をさせていただいておりますので、詳細は下記をご確認いただければと思います。
11周年のご挨拶 ~コロナ禍における当社のチャレンジの共有~
誇れる点に関しては、すべてのチャレンジで一定の成果が出せたことだと思っています。 それぞれ報告させていただきます。
ご一緒させていただいたお客様の組織変革が進み、受講者の変容が多く起きたことです。
•人事・経営者の人材開発を学ぶための対話の場・コミュニティ創り
お客様同士の対話による探求で、人材開発・組織開発の施策を共創できました。
•当社のナレッジ・ノウハウの情報公開加速化
「コラム・レポートを38記事、ホワイトペーパーを21コンテンツ、無料セミナーの開催を22回開催、HRカンファレンスでの講演を2講演」を、実施しました。
•MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の再定義
PURPOSE・VALUEを再定義しました。
•働き方の多様化の促進
テレワークでも安定稼働が行えました。
•越境による学習機会
管理職育成をテーマに毎月一回の勉強会をお客様と共に行いました。
残念に思う点に関しては、2点あります。
1点目は、新しいお客様との共創・協働が少なかったことです。
特に、withコロナを乗り越えていくために新しく開発した管理職研修の公開講座を中止したことです。ご応募いただいていたお客様がいたにもかかわらず、最少施行人数が集まらなかったためです。とても残念でした。
2点目は、「働き方の多様化の促進」において、テレワークの安定稼働はできたと思っていますが、社員同士のコミュニケーションの量と質が下がったことです。私たち自身、そこまで自覚はなかったのですが、組織診断のサーベイを行い、対話を行った際に、テレワークによるひずみが見えてきました。
withコロナでは、アジャイルに動くことが、とても大切だという実感を強く持ちました。失敗を恐れるのではなく、そこから何を学ぶかが重要です。自身の弱さや至らなさを隠すのではなく、お互い思いやりを持ち支えあいながら、そしてお互いに厳しさをもって、向き合っていくことが必要でないかと思います。組織も人も変わることに対して、諦めず信じぬくことが大切だと思っています。 私たちは、これからも世の中にとって、お客様にとって、組織にとって、それぞれ個人個人にとって、素晴らしい未来を願い行動し続けていきます。
3つのチャレンジを考えています。
1. 困難を乗り越え、変革を進めるための対話の場の提供
昨年中止したwithコロナを乗り越えていくために新しく開発した管理職研修の実施と、昨年お客様と共に開発した組織変革を推進していくための社内ファシリテーター育成コースも公開講座で提供しようと思っています。
2. 多くのお客様との出会いと価値を届けるための共催セミナーの強化
昨年12月16日に、スモールスタートで下記共催セミナーを実施いたしました。
「ご参加者数:35名、ご参加企業数:32社」にご参加いただきました。
下記はアンケート結果になります。
本セミナーのレポートは、改めて別記事でご紹介させていただきます。
今年は、6回の共催セミナーを予定しております。詳細が決定次第、ご案内させていただければ幸いです。
3. Z世代のキャリア支援のための新規事業開発
21年10月から、企画考察をスタートしており、試行錯誤しながら進んでいます。
こちらは、現在企画中になり、内容が変更する場合があります。まだまだ形になっておりません。形になってきましたら、報告させていただきます。
2つのチャレンジを考えています。
1. PURPOSE・VALUEの醸成により、組織とメンバーの癒合
withコロナ・分社化というインパクトを経験し、昨年3月からMISSION・VISION・VALUE(MVV)の再定義を社員全員で進めてまいりました。
そして、昨年10月に社員全員の想いがこもったPURPOSE・VALUEが完成しました。
実は、組織診断での対話では、「自分らしくいられていない時もある」という内容も出てきました。 2022年は、個人個人の自分らしさと、PURPOSE・VALUEを癒合するために、対話・内省の機会を作り、デザインを丁寧に行っていきたいと思います。
2. テレワークにおけるコミュニケーションの質の向上
当社では、テレワークにおいてもコミュニケーションを大切に扱うために下記を行ってきました。
「しっかりデザインし、問題ない」と思っていましたが、気軽な会話ができないことに対して、ストレスがあったようです。
そこを乗り越えるために、意思決定・決済フローのリデザインや、Slackの導入を行っています。
以上になります。
今年も皆さんと多くのチャレンジや学習の機会をご一緒できればうれしく思います。
何かあればお気軽にご連絡くださいませ。