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心理的安全性において、ぬるま湯組織にならないためのバランスとは?セミナーレポート

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本内容は、7月27日開催のセミナー『管理職起点で創る'成果に繋がる'心理的安全性
―中堅・中小企業の管理職育成に、今、必要とされる3つの要素―』
のセミナーレポートです。

今回、10名の人事・経営者の方にご参加いただきました。(参加企業の業界:精密機械業界、教育サービス業界、電気・エネルギー業界、不動産業界、医療業界、保険業界、鉄道業界、コンサルティング業界、インテリア業界)

1)セミナー概要

コロナ禍になり、人々の働く環境は急激に変化しています。
これまで当たり前のよう行っていたコミュニケーションが取りにくくなり、管理職に期待されるマネジメント・チーム運営・部下育成のスタイルも大きく変わってきています。
――結局、管理職には何を渡せると良いのでしょうか?

本セミナーでは、テレワークが急増する中で改めて注目される「心理的安全性」の創り方を紐解き、自社の管理職の育成方針を'3つの要素'とともに考えていきました。

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※当社「本セミナースライドより抜粋」

当日のアジェンダ

・「心理的安全性」を正しく理解する
~心理的安全性とパフォーマンスの関係~
・テレワーク2年目、浮かび上がる現場の課題と認識
~陥りがちな失敗とその背景にあるもの~
・管理職起点による心理的安全性の高いチーム創り
~他社事例から紐解く抑えるべきポイント~
・心理的安全の場を創ることで、何を成し遂げたいか?
~今、管理職に本当に必要とされる3つの要素とは~

3つのポイント

・心理的安全性を高めるために、管理職が抑えるべきポイントがわかる
・時代にフィットした管理職育成のヒントを得られる
・他社の具体的な成功事例を知れる

企業事例

セミナーでは、業種の異なる企業様の事例を2つご紹介いたしました。

今回のレポートでは、そのうちの老舗食品メーカー様の事例をご紹介いたします。
この企業様には「管理職と経営者により、心理的安全を創り、コロナを乗り越える経営チームを創る」をテーマに勉強会を実施いたしました。
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※当社「本セミナースライドより抜粋」

抱えている課題としては「強い年功序列のため、コロナ渦であっても受け身的な姿勢であること」「失敗を過度に恐れチャレンジしていないこと」などがありました。
この状態でいきなり対話を行うことは難しいと判断し、まずは「学習する組織」をテーマとした、経営者と管理職による勉強会を開催することにしました。


※当社「本セミナースライドより抜粋」

合計8回の勉強会終了後、経営者と管理職の心理的安全性が育まれ、下記のような経営方針の大きな変化が見えたそうです。

関係の質について

経営陣と管理職がオープンに話せる状況を作り、お互いへのリクエストなどを伝えられるようになった。
会議でも、部長が意見を伝えられるようになってきた。

モチベーションについて

周りの力を借りながら自身が何を変わるかを宣言・約束することで、幹部社員が変わるという意識を持った。

チーム力について

経営方針がアップデートされ、現場に展開された。
現場の目標とも連動されている。幹部社員の勉強会だけではなく、現場での勉強会やサーベイを通した対話の場が企画された。

心理的安全性がある環境を整えるためには時間がかかります。
しかし、今回の事例のように適切な対応を行うことで組織は変わることができるのです。

2)質疑応答

ここからは、セミナー受講者からの質問・感想について、共有していきます。

■質問
「不安」から「学習」に変化させるのは難しい気がします

回答

仰る通りでとても難しいです。
2013年からご支援させて頂いるお客様(採用支援)を行っている会社様の事例をお伝えいたします。
不安から学習に移行した事例です。
目標達成の意識が強い半面、ストレッチが強すぎるためパワハラまがいの言動も多く、離職率も高かったです。
組織風土や管理職をすぐに変えていくことはとても難しいと判断し、まずは新入社員とトレーナーの心理的安全を育み、その後管理職まで変化が伝わるような設計にしました。
変化を丁寧に認知し続けることで、この企業様も3年程度の期間を経て不安から学習ゾーンに入ることができました。

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※ 当社「本セミナースライドより抜粋」

いきなり全てを変えることはとても難しく時間がかかりますので、まずはできるところから変えていくようにしてみるといいかもしれません。

■質問
心理的安全性ばかり気にすると、ぬるま湯組織になりそうでそのバランス感覚が難しい。

回答

心理的安全性がなぜ必要かが分からないとぬるま湯(コンフォートゾーン)になってしまいます。
流行っているからやっているという企業様は陥りがちです。
心理的安全性がパフォーマンス・成果を高めるために必要であることを共通認識として持てるようになるといいと思います。

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※ 当社「本セミナースライドより抜粋」

■質問
「心理的安全性」確立に向けてリーダーが果たすべき行動は何か?

回答

リーダーが行うことはたくさんありますが、その中でも重要な心理的柔軟性という考え方についてお伝えいたします。
心理的柔軟性とは、「変われないものを受け入れる」、「変われることに注力する」、そして「それをフラットに見て見分けること」の3つの要素から成り立っています。

・変われないものを受け入れる
苦しいけれど、しっかり味わい受け入れていくことが必要になります。

・変われることに注力する
大切にしたいことを明確にし注力することを決め、具体的な行動まで言語化することが大切となります。

・フラットに見て見分ける
変われないもの、変われることを自分の偏った視点で判断するのではなく、フラットに見て判断することが求められます。

心理的安全性の中でリーダーの役割として心理的柔軟性が重要だと言われているため、まずは心理的柔軟性について行動してみると良いかもしれません。

3)受講者の声

セミナーを受講したきっかけ

・年功序列の意識が根強い親会社からの出向者(55歳以上)で管理職が構成され、比較的平均年齢が若い部下の管理を考えると、心理的安全性が現代のチームマネジメントに必要な要素だと考えたため
・今の職場(管理職)に必要な要素だと強く感じていたため
・心理的安全性の創出に課題を感じていた為

セミナー受講後の感想

・心理的安全性の一歩目に必要な情報を得ることができた
・人事や組織の課題について、経営層への働きかける際、重要なキーワード「心理的安全性」や大まかなフローについて、知ることができた
・他社様の事例やチャットも活発だったことから、自社だけでなく他社様も抱える問題であることがわかりまた、成功事例も聞けたので良かった

4)管理職研修のご案内

当社では、2021年10月より、6か月に渡る管理職研修 公開講座がスタートします。

テーマは「困難を乗り越えるチームを創る管理職の育成」です。

毎月のパルスサーベイと連動しながら、チーム運営スキルを学んでいく新しい形の管理職研修 公開講座となっております。

「管理職が心理的安全性を、どう扱うか?」も、共に学び探求いたします。

チームでの成果創出が企業にとって重要となっている今、現場で使えるチーム運営スキルを渡しませんか?

内容

研修期間中の半年間毎月パルスサーベイを実施し、管理職自身のチームの捉え方、そしてチームメンバーのチームの捉え方を数値に落とします。
そのうえで、管理職自身はチーム力強化に向けてどのようなアクションを取っていくのか、
具体的なチーム運営スキルを参考に、アクションプランを組み立てていきます。
管理職研修では以下の3つのポイントを中心に学んでいきます。

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管理職研修 公開講座の資料は下記からダウンロードしていただけます。
必要事項をご入力頂き、ご覧ください。

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    5)次回セミナーのご案内

    当社では、管理職・経営者向けのセミナーを開催中です。

    ■8月6日(金) 13:30-15:30
    【オンライン/無料/参加特典あり】管理職起点で創る'成果に繋がる'心理的安全性
    ―中堅・中小企業の管理職育成に、今、必要とされる3つの要素―
    ※ レポートと同じ内容です。詳しくお聞きしたい方は、ぜひご参加くださいませ。

    ■8月26日(木) 13:30-14:30
    【3か月間の無料体験特典付き/オンラインセミナー】若手・新入社員の早期離職・孤立化を防ぐフォローアップのコツとは?
    ―やりたいことが見えてくる。若手・新入社員フォローアップサーベイ―

    お申込み・詳細については、下記リンクよりご確認ください。


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    :2021年9月28日(火) 13:30-14:30
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