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「ロジカルシンキング・ダッシュセミナー」全体ダイアログレコード

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コラム :学びの探求


本レポートは、2018年8月21日に実施された「ロジカルシンキング・ダッシュセミナー」にて、最後に実施された「ダイアログ」の様相をお伝えするものです。   

「ダイアログ」とは簡単に言うと「対話」という意味です。 
また「ダイアログ」は、会議やディスカッションのように「何か決めなくてはいけない。良し悪しをジャッジする」というものではなく、特定のテーマについて「探求」していく思考・行動を指します。     

ダイアログのテーマは、「ロジカルシンキングについて」。   

今回は下記のような話題が出てきました。

研修で習った「ロジカルシンキング」を日々どう活かそうか悩まれている方や、「ロジカルシンキング」が大切であると感じつつ、日常業務での活かし方がいまいちわからない方、ヒントや気づきかあるかもしれません。ぜひご覧ください。   

★またロジカルシンキングとはそもそも何なのか、気になる方はこちらもあわせてご覧ください。  

    

Phase1
ロジカルシンキングをどうやって使うの?

「ロジックを考える時っていつも思うんですが、フレームワークに、あてはめていくと自分の思いや行きたい方向に行けない時があって
とりあえずお客さんが納得してくれるから、という理由でフレームを使ってしまって、自分の思いがないままになってしまうのが嫌だと思っています・・・。」
「最初に伝えたいメッセージが固まっていないんじゃないですか?」
「伝えたいメッセージを探すためにもフレームを使っています。」
「話を聞いていて少し論点を整理された方がよいかと思いました。  
1つ目は、『思い』ですよね。ロジカルシンキング・ロジックツリーの中にどうやって『思い』を扱ったらいいのかという話。 
2つ目は、『フレームワークをどう扱ったらいいのか』という話でしたね。 
3つ目は、『自分』という話がありましたね。顧客視点というより自分視点という話が出てきました。」
お客さん目線の方が良いかなと思います。  
そもそもアウトプット出すのは相手がいることだと思うので、相手が何を求めているのかを最初に考えて、いろんな軸を当てはめて並べて評価し、自分の中の思いで選定していくのがいいかなと思いました。」
「お客さん目線でやった方がいいんだなと思いつつも、お客さんからの依頼に対していろいろやり方がある前提で進めるとなると、やり方が多いからこそお客さん目線って持ちづらいのかなと思いましたが、どうでしょうか?」
「いろんな軸(グルーピング)を試していくと膨大な時間を使うことになるので、いろんなフレームワークがあるからこそどれを選べばいいのかというところに使いにくさにも繋がっています。  
いろんな発散をして納得感を出すためにまとめる作業がロジカルシンキングだと思っているのですが、それをお客さんが考えている方向に持っていくのが難しいと思っています。」
「お話を少し整理すると、お客さんから『こういうゴールを達成するためにどうしたらいいか』という依頼に対して、フレームワークや軸を使っているのかなと聞いていて思いました。  コンサルにもいろんなコンサルがあるので、お客さんの落としどころに合わせてロジックを詰めることもあると思いますが、ご質問頂いた方のご職業的に前者かと思います。   

良いものを出したいけど時間の制約もある中で、どう進めていけばいいのか、というところが今の苦しみに見えました。  限られた時間の中で成果を出すにはどうするべきか、どうロジカルシンキング・フレームワークを使えばいいのか、というのが質問かと思いました。」

「ロジカルシンキングを使う時に、課題解決と課題設定をする時の使い方があると思うのですが、今のもやもやは課題設定ができていないから生じているのかなと思います。  
お客さんからの課題がもやもやしている状態だと、課題設定のロジカルシンキングをしてみた時に、『本当の課題は別にあるのでは?』という状態になっているのかなと思いました。」
「お客さんから受け取ったものがロジックツリーの違うところにあるという時があって、私たちが考えたものと違うところにやるべきことがあったりすると、『お客さんが本当にやりたいことが違うよね』というのが見えたりします。  
ロジックツリーは課題解決というより課題設定のために使用することが多いです。」
「お客さんがもやっとしたものを出してきた時に、どうお客さんと握っていくかというのが大事だと思います。  
『Big Why』という言葉がありますが、例えばお客さんが解決したい課題がなぜ解決したいのかについて沢山のWhyを出してみて、その中で当たりがよさそうなものを選んでさらに追及していく、というやり方です。  
また、ロジカルシンキングを使わなくてもチャンクアップとチャンクダウンをやっていくのも大事です。 (チャンクアップとチャンクダウンは)抽象と具体を行ったり来たりするということですね。 お客さんと話す中で抽象と具体を繰り替えすことで、Whyを握りやすくなると思います。」

    

Phase2
誰がロジックをチェックする?

「ロジックをチェックする人がいないんじゃないですか?」
「自分がこれでいいと思ったロジックでも、最初の設定が悪いとかMECEになっていないとか枝葉になっていかないとか、自分で停滞しちゃうと前に進めなくなっちゃいますし。  
ロジックツリーを使いたいと思っても使えないなーと思って停滞しちゃうかもしれない。」
「私は違う言語の人に話を聞いたりしますね。  
言語の背景から英語だとロジカルに話さないと話の結論に行かないので、英語で話したりしますね。でも、日本語だとニュアンスでわかったり行間を読んじゃったりするので。」
「異質性という言い方があります。自分と違った面を他の人に見てもらう。  
私の場合は自分の企画書を新人に見てもらったりします。それはロジカルシンキングを見てもらうとかじゃなくて、異質性として他の人からどう見えるのかをチェックしたりします。」
「PowerPointを子どもに見せると、紙芝居のようにここが繋がっていないと指摘してくれますね。笑」

    

Phase3
ロジカルシンキングを使うことで人生がより良くなるか?

「現場でロジカルシンキングを使い続けたいけど、しんどいなという話が先ほど出ました。ロジックツリーって絶対に使わないといけないでしょうか?」
「自分の中でアイデアが出てきた時はロジカルシンキングじゃなくてもいいと思うんですが、それを説明したり説得力を増すときにロジカルシンキングが必要かなと思います。  自分自身が演繹法や帰納法で考えたりしないので、それだと詰まっちゃうなと思います。」
「使うことによってどう人生が良くなりそうでしょうか?  
ロジックツリーで全部やらなくちゃいけないと思うことで、ロジカルシンキングなんて嫌だ…!っと思われると悲しいなと思っています。  
ロジックツリーで効率的になるとか、楽になるとか、みなさんの幸せに繋がってほしいので、仕事と繋がるところが見えるといいなと思います。」
ロジカルシンキングを使うことが目的になるといけないのかな…と思います。  
例えば、頭でっかちな人はなんでもかんでも4Pとか3Cにあてはめようとするのはどうなのかな、とか思ってしまいます。あくまで手段という認識を持っておくことが必要だと思いました。」
「(フレームワークを使うと)図とかもわかりやすかったりしますよね。」
「ロジカルシンキングをするといっても、みなさん普段の生活の中で使っていると思うんですよね。  例えば、今日帰る時に電車かタクシーで帰ろうかなとか、そういう普段の中で使っていることを意識すれば、使えるようになるのかなと思いました。」
「先ほどの異質性の話に戻るのですが、ロジックのチェックをしてもらうタイミングってどういう時がいいのでしょうか?  
例えば最初の枠組みを決めるのって重要なタイミングだと思うのですが、偉い人に確認したいけどなかなか時間をとってもらえないので、友達にレビューをしてもらうとか、いつ誰にレビューをしてもらうかをどうやって決めたらいいのかなと思いました。  
本当は偉い人に見てもらいたけど難しい時が多いので、人の使いどころのタイミングが知りたいです。」
「多分優先順位の問題だと思うので、ベストは意思決定者に確認するのがいいと思うのですが、難しければ複数の人にレビューをもらってアウトプットの確度を高めるというフローかなと思いました。」
「その相談する人が同じチームで方向性がわかっているメンバーであれば意味があると思います。  後戻りできるところを考えて、違ったときのバックアッププランをも考えてコミュニケーションするのが大事かなと思いました。」
「3つくらい話がでましたね。  
1つ目は、確認するタイミング。  
2つ目は、オープンさ。自分の今の状態をできる限り上司やステークホルダーにオープンにしておく。彼らと共に作っているというのを知ってもらうのがよいですね。  
3つ目は、チェックする人がいないという時。脳科学でよく言われるのが、4日後に企画書を見ると自分の視点が変わっているとのことなので、4日目に見ることをお勧めします。笑  
また、ロジックという点で考えると成果物を渡す先の人にとって一番わかりやすい方法は何かを考えておくのが必要かなと思いました。」
「最後にお話しさせて頂くと、ロジカルシンキングは所詮ツールでしかなく、また身近なものです。それこそ今日のご飯は何にしようかなと考えたり、帰り方を考えたり、無意識レベルで使っています。  
また、よく『絶対に3Cでやるんだ!』というような(フレームワークに固執する)フレームワーク病というのもありますが、フレームが粗くても周りの人と学んでいくことが大事かと思います。   

自分が幸せになるためにどうロジカルシンキングやフレームワークを使ったらいいのかと考えると、より身近に考えられるかなと思いますし、そういう思いで今日は持って帰っていただきたいです。」

    

 
 
以上(ダイアログ参加メンバー 19名 50分間)
 
 


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