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新入社員が報連相できない原因は6つ!原因別に【解決策】を詳しく解説
「新入社員からの報連相がない…」
「相談ではなく『どうしたらいいですか?』の丸投げで、困る…」
こんなお悩みを抱えていませんか?新入社員からの報連相が少なく、不安や負担を感じてしまう。これは多くの職場で聞かれる課題です。
実は、新入社員が報連相をできないのには明確な理由があります。そして、それを解決する方法もあります。
本コラムでは、以下のポイントを詳しく解説します:
新入社員が報連相をしない原因と具体的な改善策
報連相の課題を未然に防ぐための研修例
新入社員とのコミュニケーションが改善されれば、業務の進行がスムーズになるだけでなく、職場全体の雰囲気も大きく変わります。本コラムを参考に、対策を進めましょう。

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目次
1)新入社員が報連相ができない原因6つと現場でできる対策
新入社員が報連相ができない原因と対策をお伝えします。
「報連相の必要性を理解していない」への対策
新入社員から積極的な報連相がないのは、報連相の必要性を理解していないためです。報連相には「チームで共創・協働するため」という重要な意図があることを、しっかり伝える必要があります。
多くの新入社員は、報連相を「ただの情報共有」と捉えてしまいがちです。
しかし、報連相にはそれ以上の役割があります。たとえば、チーム全体でフォローし合うための土台を作ったり、上司や先輩が適切な判断を下すために必要な情報を提供したりすることです。
この役割を理解していないと、新入社員は「何を、どう報告すればいいのか分からない」あるいは「報連相なんて意味がない」と感じてしまうことがあります。
トラブルが発生した際に「報連相をして迷惑をかけるより、黙って自分で解決しよう」と考えてしまうケースも、必要性を理解できていない一例でしょう。
新入社員に報連相の重要性を認識させるには、「何のために報連相を求めているのか」を明確に伝えることが必要です。
チーム全体で協力し目標達成するために重要な手段であることを理解してもらう
新入社員に「報連相は、チーム全体で協力し合いながら目標を達成するための大切な手段である」ことを伝え、理解してもらうことが重要です。
報連相の重要性を自分事として感じてもらうには、具体的な事例や先輩や上司の失敗談を共有するのがおすすめです。報連相をしなかったために起きているネガティブな状況を具体的に伝えましょう。具体例を聞くと、新入社員も重要性を理解しやすくなります。
報連相をしないことによるリスクや報連相の影響力を理解できると、新入社員も自然と実践するようになります。
「報連相のタイミングがわからない」への対策
新入社員からなかなか報連相が来ない状況が見られるのは、仕事のどの部分まで行ったら報連相をすればいいのかわからないことが原因です。この課題を解決するには、報連相のタイミングを明確に設定することが大切です。
新入社員は業務経験が浅いため、進捗状況や報連相の重要性を適切に判断するスキルが不足しています。その結果、「どの時点で報告すれば良いのか」がわからず、報連相のタイミングを逃してしまうことが少なくありません。
例えば、新入社員は依頼された業務の進捗報告が必要だと気づかず、「完成してから報告すれば良い」と考えがちです。そのため、途中経過が共有されず、上司や先輩が状況を把握できなくなり、不安やストレスを感じる原因になります。
報告タイミングの認識を合わせるためにも、報連相のタイミングを明確にすることが必要です。
報連相のタイミングを明確にする
報連相のタイミングを明確にする方法を2つ紹介します。
・時間で設定する
・進捗具合で設定する
時間で設定とは、時間を基準に報連相を行うタイミングを設定する方法です。例えば、業務開始からの時間、もしくは、朝礼・昼前・夕方・退社前などの区切り方もあります。
進捗具合で設定する方法は、例えば、作業が30%、50%、90%進んだタイミングで報告するなど、仕事の進捗具合でタイミングを設定する方法です。
入社初期の新入社員は、進捗状況を自分で正確に把握するのが難しいことが多いため、まずは時間で設定する方法がおすすめです。その後、業務の全体像を理解し、進捗を把握できるようになってきたら、進捗具合で設定する方法に移行すると良いでしょう。
これらの対策により、新入社員が先輩や上司との齟齬なく、適切なタイミングで報連相を行えるようになり、スムーズな業務遂行を期待できます。

私が新入社員時代、入社後2カ月間は毎朝、始業時に報連相の時間が設けられていました。
「伝えるべき内容が判断できない」への対策
新入社員が報連相ができない原因として、報連相で何を伝えたらいいのかがわからないこともあげられます。そのため、伝えるべきかどうかの判断力を高めるアプローチが必要です。
新入社員は業務の全体像や重要性の判断に慣れていないため、上司や先輩に何を伝えるべきかを判断できないことが多いです。この結果、行動を起こせなくなってしまいます。
また、「迷ったら聞きに来て」と言われる一方で、「自分で調べられることは調べて」と求められる場合があり、このバランスがわからず行動を躊躇することもあります。
新入社員が報連相をスムーズに行えるようにするには、何を、どのタイミングで伝えればいいのかを具体的に示すガイドラインやサポートを提供することが重要です。
具体には、次の2つを新入社員の状況に合わせて行いましょう。
・報連相した方がいいか迷うことは全て報告してもらう
・具体的なガイドラインを提供する
報連相すべきか迷うことは全て報告してもらう
入社して間もない新入社員に対しては、報連相した方がいいか迷うことは全て報告してもらうようにすると良いです。その中で報連相がなくてもいい内容があれば、次回以降は報連相は不要であることを伝えます。徐々に先輩・上司として期待する報連相量になっていきます。
具体的なガイドラインを提供する
上記の対策によって報連相に慣れてきたら、具体的なガイドラインを提供します。例えば「営業後は必ず上司に報告する」「ミスが起きたら30分以内に報告」「やり方がわからないときは20分調べたら相談」といった具体的なルールを設け、新入社員が迷わないようにします。
シンプルなガイドラインを設けると実践しやすいです。
これらの対策を導入することで、新入社員が報連相すべきことを明確に理解できるようになり、情報共有の質が向上します。また、上司や先輩の負担も軽減され、組織全体の業務がスムーズに進むようになります。
「報連相することに苦手意識を持っている」への対策
新入社員が積極的に報連相しに来ないのは、報連相することに苦手意識を持っているからかもしれません。その場合、新入社員が報連相をしやすい環境を作ることが必要です。
新入社員は報連相についてネガティブなフィードバックを受けた経験があると、報連相に対して苦手意識を持ち、行動を起こしづらくなります。ネガティブなフィードバックは、「また指摘されるかもしれない」という不安やプレッシャーを生むためです。
新入社員が報連相をしやすい環境を作るには、主に二つ方法があります。報連相の型を伝えることと、上司からのフィードバックの仕方を工夫する方法です。
報連相の型を提供する
新入社員が「どう伝えるべきか」を具体的に理解できるよう、以下のようなフレームワークを活用します。
・報連相の許可を取る
・報告・連絡・相談のいずれかを伝える
・報連相の結論を伝える
・情報を整理して伝える
※5W2H(Who, What, When, Where, Why, How, How much)を参考に進める
これらを新入社員に指導し、報連相の際にはあらかじめメモにまとめることを促します。型がわかることで、新入社員も安心して報連相ができるようになります。また、ネガティブなフィードバックを受ける機会が減ります。
ポジティブフィードバックする
報連相の内容が不十分であっても、まずは報連相してくれたことにポジティブフィードバックを行います。その上で、改善点を伝える際には、「次回こうするともっと良くなるよ」と前向きなアドバイスを心がけましょう。
前向きなアドバイスを加えることで、新入社員は報連相への不安を感じにくくなり、次も積極的に報連相をしようという意欲が生まれます。
報連相をしやすい環境を作ることは、新入社員だけでなく、先輩や上司にとっても業務の効率化につながります。報連相に対する苦手意識を取り除き、双方がスムーズにコミュニケーションを取れる環境を整えることが重要です。
「先輩や上司が忙しそうで話しかけづらい」への対策
新入社員が報連相できない原因として、先輩や上司が忙しそうで話しかけづらいことも挙げられます。この原因に対しては、新入社員が話しかけてもいいと思える状態を整えることが必要です。
新入社員にとって、忙しい先輩や上司に声をかけるのは心理的なハードルが高く、「今話しかけたら迷惑かもしれない」とためらうためです。
トレーナーが仕事に追われて忙しそうな様子を見て、自分でどうにかしようとしてしまいます。結果的に、誤った方法で進行し、後でやり直しが必要になるケースも多いです。
新入社員が話しかけてもいいと思える状態を整えることで、報連相しやすくし、新入社員の心理的負担を軽減することが重要です。
具体的な対策を3つ紹介します。
・打ち合わせや会議の時間を共有する
・チャットでの報連相を許可する
・報連相専用の時間を設ける
打ち合わせや会議の時間を共有する
先輩や上司が打ち合わせや会議の時間、自分の仕事に集中したい時間などを新入社員に共有しておくことで、話しかけてもよいタイミングを明確にします。
カレンダーアプリでスケジュールを共有し、自由に質問や報告ができる時間帯を可視化することで、話しかけるタイミングの迷いを減らせます。
チャットでの報連相を許可する
緊急の用事でない場合は「チャットで報連相してもOK」と伝えておくことで、新入社員が先輩や上司の状況に遠慮することなく情報共有を行えます。
チャットであれば、先輩や上司が打ち合わせや会議に参加している際も忘れないうちに連絡できます。
先輩や上司も仕事が落ち着いたタイミングで確認できるため、自分の仕事と両立しやすいです。
報連相専用の時間を設ける
毎日決まった時間に「報連相タイム」を設定し、その時間内であれば気軽に相談できる仕組みを作ります。例えば毎日11時から15分間は報連相の時間としておくなどと設定しておくと、新入社員もそれまでに確認したいことをまとめておきやすく、仕事がスムーズに進むでしょう。
これらの対策を実施することで、新入社員の心理的負担を軽減し、スムーズな報連相を促進できます。
「先輩や上司に怖さや緊張感を感じて報連相をしづらい」への対策
新入社員からの報連相がないのは、先輩や上司に怖さや緊張感を感じて報連相をしづらいからかもしれません。この場合は、関係性を構築することが必要です。
新入社員は、まだ組織の人間関係に慣れておらず、先輩や上司を「厳しい」「怖い」と感じることがあります。また、過去の失敗や注意を受けた経験が原因で、「また怒られるかもしれない」と不安を抱えることも少なくありません。その結果、必要な報連相をためらい、適切なタイミングを逃してしまうケースがあります。
先輩や上司への怖さや緊張感を軽減するためには、関係性を構築し、新入社員が安心して報連相できる環境を作ることが重要です。
具体的な対策を3つ紹介します。
・関係性を築くためのコミュニケーションを増やす
・失敗を許容する文化を示す
・メンター制度を導入する
関係性を築くためのコミュニケーションを増やす
報連相以前に、日常的な会話や軽いコミュニケーションを増やし、新入社員が上司や先輩との関係性を構築できるようにします。
例えば、雑談やランチに誘うなど、業務外での接点を増やすことで、「話しかけても大丈夫」と感じられる雰囲気を作ります。
失敗を許容する文化を示す
新入社員にとってミスの報告はしづらいものです。そのため「失敗したら対策をすればいいだけだから、まずは報告してほしい」「報告してくれたことについては、一緒に改善策を考えていこう」など失敗を許容する姿勢を上司や先輩が示すことで、新入社員の報連相における心理的なハードルが下がります。
先輩・上司としてはミスを報告されない方が大変になる場合が多いため、報告することに対して怖さを感じさせないようにしましょう。
メンター制度を導入する
上司や先輩以外に相談できるメンターを配置することも方法の1つです。新入社員が気軽に相談できる相手を作り、メンターを通じて相談内容が上司や先輩を伝えてもらうと、直接的な緊張感を和らげつつ報連相が成立します。
また、メンターを通して先輩や上司の人となりを伝えてもらい、親しみやすさを感じてもらうことも効果的です。
先輩や上司への怖さや緊張感を和らげ、新入社員が報連相をためらわない環境を作ることが重要です。
新入社員が報連相ができないのにはこれらの原因が考えられます。自組織の新入社員にヒアリングするなどして原因を見出し、適切な対策を行うことで、解決できます。
2)報連相の課題を未然に防ぐ。新入社員研修での効果的アプローチ
報連相で生じる課題は、入社時に適切な研修を行うことで多くの問題を未然に防ぐことができます。
新入社員が報連相の重要性を理解し、適切な知識を身につけた上で実践できるように、アーティエンスの新入社員研修では、以下の3つのステップでカリキュラムを設計しています。
ステップ1:報連相の重要性を理解する
まず、なぜ報連相が必要なのかを新入社員に納得感を持って理解してもらいます。
ステップ2:報連相に必要な知識を提供する
次に、報連相を正しく行うための具体的な方法やポイントを学びます。
ステップ3:実践経験を積む
最後に、実践の場を通じて報連相を実際に行い、スムーズにできるよう練習します。
以下では、各ステップについて具体的に解説します。
ステップ1:報連相の重要性を理解する
まず、なぜ報連相が必要なのかを新入社員に納得感を持って理解してもらいます。 重要性を理解していないと、ただ上司に言われたからやる、という受動的な行動になってしまい、現場に戻ったときに主体的に行動に移せないためです。
報連相の必要性を理解するための気づきを促すために、アーティエンスのビジネススキル研修では、ワールド・カフェを取り入れています。
ワールド・カフェとは、カフェのようなリラックスした雰囲気の中で、少人数に分かれたテーブルで自由な対話を行う対話手法の一つです。
新入社員研修に取り入れることで、新入社員が自分の考えを言語化し、他者の意見を聞きながら、自分なりの気づきを得る時間を作れます。
ビジネススキル研修では、下記の3つの問いをもとに、新入社員同士で対話をしてもらいます。
問い
・round1 素晴らしい仕事とは何だろう?
・round2 素晴らしい仕事を行っていくために、周囲とどのようにコミュニケーションをとり、どのように関わっていけるとよいだろう?
・round3 私たちが素晴らしい仕事をおこなっていけると、自分自身や周囲にはどのような影響が起きるのだろう?
これらの問いに基づいて対話を進めることで、新入社員は「報連相を含むコミュニケーションは皆で仕事を進めるために必要なことだ」と気づき、強制されるのではなく自分で必要だと感じて実践する状態になります。
新入社員が報連相の重要性を自分の言葉で理解し、腑に落とせると、現場でも積極的かつ主体的に報連相を実践できるようになります。
ステップ2:報連相に必要な知識を提供する
次に、報連相を正しく行うための具体的な方法やポイントを学びます。報連相を効果的に行うには、適切な知識が必要です。
相手にとって理解しやすい報連相をするためにも、アーティエンスのビジネススキル研修では、報連相で意識すべきポイントを具体的に伝えています。
報連相で意識すべきことを知識として理解できていると、行動に落とし込みやすくなります。
ステップ3:実践経験を積む
報連相の重要を理解し、適切な知識を身につけたら、最後に実践の場を通じて報連相を実際に行い、スムーズにできるよう練習します。研修で報連相を実践することで、わからない点を解消でき、使える状態に持っていけるためです。
アーティエンスの上司との協働体感研修やロジカルシンキング研修などでは、実際の業務を想定したシミュレーションワークを通じて、報連相を何度も繰り返し練習します。
例えば、上司との協働体感研修では、「上司と共に「若手社員の日報提出改善プラン」を作成する」ミッションを行います。約2時間の時間を受講生に預け、上司役の講師に報連相を繰り返しながら、アウトプットを完成させていきます。
実際の業務のように上司への報連相を繰り返しながら仕事を進める体験をするため、講師から「結論から先に言ってくれる?」「私に何を聞きたいの?」などのフィードバックを受けます。
そのなかで新入社員はより効果的な報連相の方法を学びます。
実務と似たような報連相の経験を新入社員研修で行っておくと、改善点をその場で修正していけるため、すぐに現場で活用できるスキルが身につきます。
入社時にこの3つのステップを実践することで、「新入社員から報連相がない」「丸投げの質問ばかりで困る」といった課題を未然に防ぎ、仕事をスムーズに進められるようになります。

初めてのことに強い苦手意識をもつ今の新入社員には、安心安全な環境での実践経験(=研修)が重要です!
3)新入社員の報連相の品質向上はアーティエンスにおまかせ
本コラムでは、新入社員が報連相を苦手とする理由を、具体的な対策と共に解説しました。
新入社員が報連相ができない原因と対策は以下の通りです。
原因 | 対策 |
---|---|
報連相の必要性を理解していない | 共創・協働できるようにするためという意図を伝えて理解してもらう |
報連相のタイミングがわからない | 報連相のタイミングを明確する |
伝えるべき内容が判断できない | ・報連相した方がいいか迷うことは全て報告してもらう ・具体的なガイドラインを提供する |
報連相することに苦手意識を持っている | ・報連相のフレームワークを提供する ・フィードバック内容を変える |
先輩や上司が忙しそうで話しかけづらい | ・打ち合わせや会議の時間を共有する ・チャットでの報連相を許可する ・報連相専用の時間を設ける |
先輩や上司に怖さや緊張感を感じて報連相をしづらい | ・関係性を築くためのコミュニケーションを増やす ・失敗を許容する文化を示す ・メンター制度を導入する |
これらの情報を参考に、自組織の新入社員にヒアリングするなどして原因を見出し、適切な対策を行いましょう。
ただ、入社時に適切な研修を行うことで多くの問題を未然に防ぐことができます。アーティエンスの新入社員研修では、以下の3つのステップでカリキュラムを設計しています。
ステップ1:報連相の重要性を理解する
ステップ2:報連相に必要な知識を提供する
ステップ3:実践経験を積む
このステップを踏むことで、新入社員が報連相の重要性を理解し、適切な知識を身につけた上で現場で実践できるようになります。
アーティエンスの新入社員研修は、報連相をただの知識としてでなく、現場で使えることをゴールに実施しています。詳しい内容を知りたい方は、テキスト等をお見せしながら研修の内容をお伝えしますので、お気軽にお問い合わせください。
新入社員へ適切な対策を打ち、職場のコミュニケーションを改善し、スムーズに仕事を進められる環境を目指しましょう。
新入社員の報連相に悩む企業が増えています。原因別に対策を打ち、解決を進めましょう。