「エンゲージメント」について

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コラム :トガくんの覚書
<トガくんの覚書シリーズ>
「エンゲージメント」について
このシリーズでは、ハリネズミのトガくんが、
調べた言葉の「定義・意味」をご紹介します。
今回は、知っているようで理解が難しい、
「エンゲージメント」について扱います。
【定義】
直訳すると、約束、契約。
エンゲージリング=婚約指輪のように、
婚約という意味でも用いられています。
ビジネスの世界では、
組織(会社)に対する愛着心、思い入れを意味しています。
「従業員エンゲージメント」といった使い方がされています。
【考察】
社員が、この組織(会社)にいると、
自身のありたい姿を実現できる、成長できる、と感じている。
そして、社員のありたい姿に向けた成長が、
会社の成長にも繋がっている。
そんな風に、個人の成長と組織の成長が
相互に貢献し合っている関係を、エンゲージメントといいます。
そして、そう思える社員が多い状態を、
エンゲージメントが高いと表現します。
近しい言葉として、ロイヤリティが挙げられます。
ロイヤリティは直訳すると「誠実さ」「忠誠心」であり、
エンゲージメントでの「双方向」「対等」「共創」というイメージと比べ、
どちらかと言うと主従の要素が感じられます。
社会の急速な変動によって、
組織(会社)の形や従業員の価値観が変わりつつある今、
組織(会社)と社員の関係も、変化しつつあるのかもしれませんね。
【結論】
会社と自身のビジョンが共有できていることは、
成果にも大きく関わってくる、とアーティエンスは考えています。
皆さんは、組織の成功循環モデルをご存知でしょうか。
【関係の質】→【思考の質】→【行動の質】→【結果の質】→【関係の質】→・・・・
関係性が良いと、その後の思考、行動の質が上がり、
結果の質も上がる、ということを示したサイクルです。
もちろん、逆もしかりです。
ご自身と会社の関係性は、いかがでしょうか。
また、部下のエンゲージメントを高められるような
指導・育成はできていますか。
一度、このような視点で見てみることも大切かもしれませんね。
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