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かんぜんしつぎょうりつ

完全失業率

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完全失業率は働ける人のうち、職に就かずに仕事を探している完全失業者の割合を指します。
算式に表わすと、以下の様になります。

「完全失業率」=「完全失業者」÷「労働力人口」

ちなみに、「仕事はしたいが求職活動はしなかった」人は完全失業者には含めません(算出考慮外となります)ので、例えばニート問題、または心身状態から起因する未就労問題等とは分け隔てた上で、数値を見ていく必要があります。

日本の完全失業率の推移は以下の様になっています。(※ 総務省統計局より)

失業率

≪推移のダイジェスト≫

まずは1973年頃を見てみましょう。1973年は、高度経済成長期と言われた期間における、最後の年です(高度経済成長期:1954年12月から1973年11月までの約19年間)。この年を境に、完全失業率は緩やかに上昇しているのが分かります。

続いて、1987年から1992年までは一時的に完全失業率が下降しています。ちょうどバブル時代と重なる時期になります(※バブル時代は一般的に1986年12月から1991年2月までの期間を指しますので、完全失業率の下降フェーズとは若干のタイムラグがあります)。

そこから2001年頃まで完全失業率は上昇を続けます。日本経済の減速が始まり、その後ITバブル崩壊(2001年前後の期間を指します)のあたりでピークを迎え、その後は再度完全失業率は下降し始めます。

2009年、リーマンショック(金融危機)の影響により、完全失業率は一気に上昇しました。その後、現在は下降傾向が続いています。

 * * * * * * * * * 
今回のグラフからは読み取れない傾向についても記載しておきましょう。

完全失業率は、地域や世代によっても大きく変わります。また、失業率が高い代わりに一人当たりの失業期間が短いケース、逆に失業率が低い代わりに一人当たりの失業期間が長いケースというのもあります。ちなみに、日本は後者のケースであり、また、日本では更に若年層の失業率が割合的に高いことが深刻視されています。

では、この完全失業率を改善するために経済の成長と安定を目指すべきか、というと話はそう簡単ではなく、完全失業率は不況や金融危機景だけでなくデフレや、更には経済のグローバル化や技術革新などの影響でも変動するのです。例えば、1990年末期から興ったITバブル期中において完全失業率が向上し続けていたのも、興味深い推移であったと言えるでしょう。

まさに、完全失業率は現代社会の複雑性を体現しているかのような数値です。そんな数値に、私たちはどのように接していくべきでしょうか。

──ここまで挙げたような、様々な要因・原因を理解・把握していくことも大切ですが、それだけでなく、完全失業率が限りなくゼロに近づく社会・世の中とはどのような環境・状況なのか、ということを考え、イメージを持つことも大切なのではないでしょうか。なぜなら、人は原因追究や問題解決といった行動よりも、未来に向けた「目標」や「想い」、「情熱」に向けて行動するときの方が強いエネルギーを発揮できるからです。

あなたが描く未来像のなかでは、人々の雇用や失業率はどのようになっているでしょうか?

何か事情がって失業することと、働く意欲が持てなくて就職しないことは、まったく別のことなんだね。

働くことは給料をもらだけでなく、社会に所属することでもあるし、世の中に貢献することでもある。つもり人としてのアイデンティティに大きく関わることだと思うんだ。

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