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「叱ると怒る」について

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コラム :トガくんの覚書


<トガくんの覚書シリーズ>
「叱ると怒る」について

このシリーズでは、ハリネズミのトガくんが、
調べた言葉の「定義・意味」をご紹介します。

今回は、似て異なる言葉、
「叱る」と「怒る」について扱います。

以前、人事ご担当者様向けセミナーでも扱いましたので
ご存知の方もいるかと思いますが、部下育成においては
重要だと思いますので、改めて。

【定義】

●(goo辞書)
 叱る…目下の者の言動のよくない点などを指摘して、強くとがめる
 怒る…不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。腹を立てる

●(PHPホームページ)
 叱る…感情を押さえて理論的に話す、他者への改善要求、相手に反省させるもの
 怒る…感情のままに自分の意見を言う、自分の感情表現、相手を傷つけるもの

●(アーティエンス)
 叱る…相手のためのもの、フィードバックの一種
 怒る…自分のためのもの

【考察】

明確には言語化されていなくとも、多くの方が
「叱る」と「怒る」の違いは理解されているのはないでしょうか。

ですが、厄介なのは「指導する」という名目になった途端、
個人の判断により「叱る」と「怒る」の境界線が曖昧になること。

パワハラをしたとされる上司の多くが
「指導の一環だった」と釈明することからも、
今なお、「指導」という言葉には多くの要素が含まれているようです。

指導に必要なのは、あくまでも「叱る」行為。

ただ、自分は「叱っている」つもりでも、相手には「怒っている」と
認識されることがあります。
これは、非言語メッセージを含めた感情の出方により
相手の捉え方が異なるためでしょう。

【結論】

コミュニケーションは、「相手がどう捉えるか」が問題です。
この前提は、立場や職位と関係がありません。

「叱る」立場であれば、自分の感情を適切にコントロールすることが
求められます。

「権限や責任が大きくなる程、自分自身を厳しく律する」

そんな人は、自然と周囲からの信頼され、
組織にとって必要な存在となるのでしょうね。


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